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2014年7月18日 (金)

安物という表現

リターン・オフとか、ドッペルギャンガー、And Design Worksとかの自転車、あの値段帯で良く出来ていると関心する。
今時のローディなマニアからすれば、乗っているだけで恥ずかしいとか、安物買いの銭失いという意見も耳にするけど、個人的には、完結自転車、街中で使う実用自転車で、それっぽい形+週末の近場散歩なら全然OKだと思う。
昔でいう、ロードマンタイプと同じ様なモノであり、そういう用途に特化して考えると、高額なロードバイクよりも適性度は遙かに高い。
ボスフリーの7速とか、カセットの8速でも、SORA、クラリス、ターニーでも何が悪い?である。自転車の構成部品、たかが知れている。そして、そのパーツはパーツメーカーの製品だ。ターニーでも大シマノの製品だ。ローエンドでも機能するのだ。別にデュアルコンロールレバーが必須という訳でもないし、ハブがクイック留めでなくナット留めでも問題無い。そりゃぁ、スポークがステンレスと違い鉄、メッキは弱い、フレームが厚肉の鉄とかアルミとか、、、それでも問題無い。厚肉材料故に、製造に必要な技術は最低レベルでOKで、ローコスト+高信頼性という意味では薄肉材のフレームなんかより高かったりする。ただ重いだけだろう。キッチリ組んであれば、基本大丈夫である。
高級車との違いは、同じ整備状態なら、重さが一番大きな違い。そんな重さでも、長い登り坂に出会さない限りは差異は無視できる。平地、向かい風、下り坂、、、、そんな状況では重い方が有利だし、、、
このような2~5万円のモデル、街乗りで頑丈に使える自転車なのだ。昔のロードマンタイプなのだ。街乗り使い、市内通勤使い、+αで週末に近所散歩用なのである。
逆に、、、、街乗りとか、市内通勤で、フルカーボン+チューブラーとか激細クリンチャー+デュラとかスーレコの方がアホだろう。市内で見掛けるローディの方が、市内で見掛けるドッペルより狂っているように見えるのが正直な感想。
寧ろ、安物を承知で、割り切って遊ぶ、、、、オモチャとして付き合っているという方が随分とマトモなような気がする。
っていうか、安物をオモチャとして割り切って遊んでいる人の多くは、愛車の一号車には別のを持っている人の方が多いのが現実。一台で全部まかなう人の方が、けなしたりしているのが現実だったりする。

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