肩こりの予防
以前、肩の状態をどう?って事を把握するための運動を紹介したけど、今回は、肩こりの予防について。因みに、自覚のない肩こりは、隠れ肩こりだそうだが、そもそも、肩こりというのは僧坊筋の動作不良だが、その異常が検知できないので、肩こり自体は自覚し辛いものだそうだ。
そんな肩こりの原因は、悪い姿勢とストレス。悪い姿勢というと、左右の不均衡が大きな原因。この悪い姿勢に気付く方法は、姿勢のチェックを行う。
チェックポイントは二箇所。一つは肩の横の出っ張りが左右で同じ高さ、中心から同じ距離にあるか?である。もう一つは骨盤で、これはベルト下の左右の出っ張りで、これが左右同じ高さにあるか?をチェックする。チェックは、直立姿勢で目を閉じて、一度肩を持ち上げて脱力。そして目を開けてチェックする。この状態でのチェックを行う。
この捻れをリセットする運動は、当然、無理は禁物だが、次の通り。
肩幅より広めの歩幅で直立し両手を太股に軽く触れるように垂らす。そして、力を抜きながら大腿を撫でるように肩を横に落とす。左右の肩の傾け方が同じとなるように、一日5~6回を数回行う事。左右の動作で動き方を同じとなるように動作させる事で補正が働くそうだ。動作的にはサイドベント的な動きである。
立ち姿勢は横から見るとS字湾曲が正解だけど、耳たぶ、肩の出っ張り、骨盤の出っ張りという三ポイントは横から見て一直性が正解。デスクワーク時には椅子には浅めに腰掛けて、骨盤、肩、耳たぶが真っ直ぐとなるように心掛けるのが大事。それによって首が前に傾く癖を補正できるそうだ。
ところで、ストレスだけど、ストレスは人間の肩をすくめる傾向がある。これが筋肉の緊張を強いるために肩こりに到るそうだ。このような場合、肩の筋肉の緊張と弛緩(脱力)を繰り返す運動が有効。運動としては、首を大きく回す運動が有効。更に、横で拳を三秒間握り、腕の重さを感じるように緩める運動。次が胸張り運動。拳を肩の高さで支え、拳を握ったまま息を吸いながら胸を開き、息を吐きながら胸を閉じる運動だそうだ。
これによって予防可能だそうだ。
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