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2014年8月 7日 (木)

50代からの転倒予防!

 不慮の事故での死亡統計、そこでは、転倒が多くなっているという。死ななくとも怪我で要介護になったりする。その転倒の原因の一つが、歩きスマホだとか、、、そんな転倒だけど、50代で65%がつまづく経験があるという。50代、そういう歳である。その転倒の兆候、つまずき、ふらつきがサインとのことで、これもチェックだ。
 50代559人中で436人が転けたとかつまずいたとか、、そんなアンケート調査もある。状況は、段差もない場所で、、、つまり、足がしっかり上がっていないから。他には、階段で足を踏み外したり、高い脚立でバランスを崩したりとか、、、。パターンとしては、滑る、つまずく、落ちるというのがパターン。こんな状況、50代からリスクがある。リスク要因としては、老化、運動不足、病気だという。特に、50代は頭の中は若いという意識が強いからだそうだ。50代というのは、若い時代に蓄えた筋肉貯筋が実は無くなっているのだ。特に、運動不足+病気=肥満、、、、やせ形の場合は筋力不足+骨不足=転倒骨折とか、、、そんな事になるそうだ。このような状況の判断は脚の強さ、健脚度(歩く、跨ぐ、昇って降りる)で評価するという。50代からの脚力維持、これが大事なんだそうだ。
転びやすさの診断、健脚度の診断は如何に行うか?
一つは、10m全力歩行して、その所要時間を測定(横断歩道を渡りきれるか?テスト)で、男性6.2秒、女性8.9秒だそうだ。
二つ目は、最大一歩幅は、急な障害物の回避能力の検査。男女とも1mあればOK。
最後は、踏み台昇降。バスのステップハイト40cmの上り下りが確実に出来るか?をチェック。
 このチェックが出来ない人は、40代でも有り得るそうだ。
 因みに、転びやすさは歩き方に現れる。一つは、ひざが曲がって前のめり、二つ目は、歩幅が狭く腰が反っている。三つ目がすり足のチョコチョコ歩きとなっている。こういう場合が転けやすいそうだ。
 なお、個人の変化としては、歩く速度が遅くなった人は要注意だそうだ。
 で、大事なのは、足腰の鍛え方が鍵となるのだが、如何に鍛えるのが良いか?
 体操を紹介。
 最初は、かかと立ち。椅子の背もたれを持って目線を為るべく遠くにして踵を拳一つ開いて爪先を浮かせる。この状態で5秒保持。すねの筋肉を鍛え爪先を上に向ける効果があるそうだ。
 次が爪先立ち。これは踵を付けた状態から爪先立ち。これは脹ら脛を鍛えしっかり立つ事が出来る。保持時間は5秒。これを1日10~20回。
 最後が椅子に腰掛けて脚を伸ばして踵でひらがなを空中に描く運動。これは太股の筋肉を鍛え歩行を安定させるそうだ。

 次は転倒の予防として、環境要因の理解を深める事も大事。キーワードは『ぬかづけ』だそうだ。
最初は『ぬ』。塗れている箇所。お風呂場、台所、雨の日の道路、マンホールの蓋、横断歩道。
次は『か』。階段、段差の在る場所。最後の『づけ』。片づけのない場所は転ぶ原因だということだ。これらをチェックする事が大事。
 最近では、歩きスマホも転倒リスクの一つ。まぁ、前を見ない物が歩く、、、ぶつかってバランスを崩すのも当然だろう。

 あと、興味深いのは、バリアフリーを進めると、、、、身体を使わなくなるので、結果的にダメになる。身体は使えば使う程良い、、、、実は矛盾しているのだ。バリアフリーで準備してもしっかり運動するというのが大事なのである。ウォーキング、水泳、、、そういうライフスタイルを取り入れるのが大事ということ。

まぁ、私事だけど、50代目前だけど、その辺は大丈夫だろう。脚の体脂肪率は11%台、脚の骨格筋率は57%台、腕の体脂肪率は9%台、骨格筋率は48%台、体幹の体脂肪率は8%台、骨格筋率は34%台、全身では骨格筋率が38%、体脂肪率10%。相対的に脚は強烈に発達した状態を保っている。
自分の場合、バランスから言えば、体幹の骨格筋率を38%台にしたい。全身の骨格筋率は39%以上にしたいところ。

そのためには、、、、バーベルプレート、早急に買い足さないと、、、、。

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