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2014年8月 7日 (木)

パーキンソン病

 あまり、縁のない病気、そう思っていたけど、加齢と共に高まるリスクを有する疾病で、アルツハイマー症についでハイリスクな病なんだとか、、、
ということで、このパーキンソン病について考えてみた。このような病、やはり早期発見と進行防止が大事であり、その観点から。
 パーキンソン病では、脳の異常によって、身体の動きに障害が現れるという。具体的には、動作が遅い・少ない・小さい、手足の震え、バランスを取りづらいといった特徴。スムーズに歩けない、椅子に座るのも困難になるそうだが、、、このような特徴的な症状から早期発見で治療を行えば、症状は抑えられるということで早期発見について。
 症状で最も多いのが手の震え(振戦)。これが最大の特徴。通常、左右差が出るのが一般的。細かい動きが困難になる。次が、バランスを取るのが難しい(姿勢反射障害)。踏ん張れないそうだ。歩行でも、小股となるし、方向転換が難しくなるという。更には座る時に時間が凄く掛かるようになるそうだ。筋固縮という筋肉の動きに滑らかさが失われる症。進行すると認知症を合併することもあるそうだ。
 一般に運動の指令は、神経伝達物質(ドパミン)が重要だけど、この物質の分泌が過少となるのがパーキンソン病。つまり、ドパミンを作る細胞が障害を受けるのが原因。ドパミン自体が減る理由は不明とか。多くは高齢者で、遺伝子の異常によっても発症しやすいという。根本対策は老化を抑えることだけど、それは困難。この病の進行は、症状でいうと、片側に症状→両側に症状→活動制限→介助が必要→車椅子と変遷する。
 今は治療で進行を遅らせて防ぐ事も可能で、早期発見が鍵。それは、安静時に震える。そして片側から始まるというのが鍵。運動時には障害が出ない。安静時に震えるというのが特徴である。他の震えの出る症状としては、甲状腺の病気、本態性振戦、ぜん息薬の副作用がある。パーキンソン症候群とは、先の症状の内、二つが該当すれば症候群とされるそうだ。
 医療機関での診断としては、問診、関節・身体のバランスチェック、更には、画像検査(MRI・SPECT(ドパミン神経)等)で行う。画像検査を行うと、SPECTの萎縮の度合が一目瞭然で解るそうだ。逆に言えば、薬で効果が現れるか?もチェックできるそうだ。まぁ、検査によって確定診断出来る病なので、早期発見、診断が鍵ということである。

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