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2014年8月 3日 (日)

痛風予防!

痛風、主に足の親指の付け根に症状が現れる。腫れ、痛みが強烈なもの。痛風結晶が蓄積して、これが飛散した時に症状が強烈となるそうだ。
足の指以外には、腎臓、尿路、耳たぶにも発症するとか、、、腎臓、尿路に発症するのは兎も角、足の親指の付け根とか、耳たぶに発症するのは、体温が低めで30[℃]程度だから尿酸塩が結晶化しやすいのが原因だそうだ。この痛風患者は100万人程と言われているが、無症性、予備軍患者を入れると1000万人を越えるとも言われている。
痛風では、親指に痛み、腫れを生じても、これが1~2週間程度で治まるそうで、それを捻挫とか他の不具合として放置しておくと、取り返しの付かない事態に陥るという。
この果ては、心肺機能の低下や、腎臓病に陥り透析が必要な状態に為る場合もあるそうだ。なお、腎臓は破壊されると治癒が不可能だそうで、症状が一度でも出ると治癒させるべきとのこと。逆に怖いのは、無症性という状態で長期間放置した状態だという。
治療の目安は何か?というと、血中の尿酸値の数値。これが7mg/dLを越えるか否か?が分かれ目。これを越えると、痛風という症状を呈する高尿酸血症と診断されるそうだ。尿酸値を如何に下げるか?これが大事。
因みに、尿酸値の元というとプリン体、プリン体を多く含む食材では、干物、たらこ、レバー、ビール、アルコール類がある。ビールの場合は、プリン体の含有量よりも液体で吸収性が高いのが問題だそうだ。アルコール類は分解すると尿酸になるので、アルコールを大量に摂取すると尿酸過剰となりやすい。他にも、糖分、脂肪分も分解すると尿酸になるので、アルコールに加え、糖分、脂肪分の過剰摂取も控えるべきとか、、、
痛風というのは肥満とも深く関連している。肥満があるとインスリンという血糖値を下げるホルモンが効きにくくなり(インスリン抵抗性)、体がそれに対抗しようとインスリンの分泌量を増やします。すると、腎臓で乳酸という物質の吸収が高まり尿酸の排出を妨げてしまうため、尿酸値が高くなりやすいのです。そのため、肥満を改善するだけで尿酸値が下がる。そして、血中尿酸値を落とすのに最も有効なのは何か?というと、驚く無かれ、『穏やかな』減量である。穏やかとは、一ヶ月に0.5~1kg程度の減量。急激な減量では、体内脂肪の分解に伴い血液中に尿酸が逆に増加する事もあるので逆効果だとか、、、
高尿酸血症や痛風の予防では、水分を十分にとる、尿を中性に保つために野菜・海草・きのこ類を十分にとる事。これに適度な運動を行うのがベスト。

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