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2014年9月 3日 (水)

50代からの骨粗鬆症対策

骨の強さ=骨密度+骨質であり、骨密度というのは20代でピークを迎え、40代から低下傾向となるそうだ。骨粗鬆症、女性は70代で1/2、50代で1/5が該当するという。
そんな骨粗鬆症、対策を行うのは50代からが望ましいそうだ。骨折箇所は、背骨、大腿骨の付け根に関しては70代からが多いが、手首の骨の骨折では50代から顕著に現れるそうだ。パッと手を付いただけで折れる事もあるという。
骨折は、それが原因で筋力の低下、バランス機能の低下を招き、それが新たな骨折に回帰しループして最終的には寝たきりに陥る事もある。

更に、骨質についてだが、これは骨の強さに30%程度は関わっているそうだ。
骨には、破骨細胞、骨芽細胞から為っており、そのバランスが大事である。しかし、破骨細胞>骨芽細胞となると骨密度が低下するという。更に、骨質はコラーゲン、カルシウムの組成が重要であり、コラーゲンは鉄筋コンクリートの鉄筋部分に、カルシウムがコンクリート部分に相当するという。骨密度が十分でも骨折するような場合、それは骨質が異常な状態でコラーゲン不足な状態が原因だという。

因みに、骨粗鬆症の危険度の判定は、(体重-年齢)×0.2で概算されるという。この数値が-4未満の時は危険度高、-4~-1が中程度、-1異常では危険度小だという。体重が軽くなる程危険度が高まると言う事だが、健康的な範囲で体重はある方が良いとも取れる。
骨密度検査の方法は、超音波で踵で測定する方法、X線で測定する方法とあるが、X線で測定する方法が比較的正確だそうだ。このチェックは女性で40歳、男性で65歳くらいで行うのが望ましいそうだ。
そんな骨粗鬆症、なりやすい人は、閉経、やせ形、過度のダイエット、家族が骨粗鬆症、喫煙、過度の飲酒、薬(ステロイド薬)、病気(関節リウマチ、糖尿病、慢性腎臓病、動脈硬化)が該当するそうだ。骨質を劣化させるのは、薬、病気(糖尿病)が大きく影響するという。
骨質を維持するには、生活習慣病に陥らない事が最も効果的だそうだ。
この骨粗鬆症の治療は、薬物療法、予防では、食事、運動が予防に繋がるとの事。

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