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2014年9月 6日 (土)

世間の自転車を見て、、、

さて、後乗りで自転車を作りたいということで、色々考えながら、街中を徘徊。
街行く自転車の殆どはシートアングルは寝気味である。そして、サドルの高さは低め、、、、スポーツサイクルのセオリーからすればナンセンスだけど、果たしてそうか?
そして、ペダルを踏む足の位置は拇指球位置はスピンドル上に非ず。拇指球位置はペダルプラットフォーム先端近辺で土踏まずに近い箇所がペダルの上に乗っている。
これ、不思議な事に、子供も女性、普通の人、全てがそうなっている。
人間、道具を使う時、一番使い易いように使うのが習性であり、シートアングルが寝た上体が起きた自転車では、ペダルは足の真ん中近辺で踏みつけるというのが一番楽なんだろう。

そして、色んな自転車のカタログを見る、、、三輪車から高齢者向け、、、、そして、興味深いのがLEVELさんの高齢者向け自転車、、、、、そういう自転車ほどシートアングルが寝て上体が起き上がっているのが特徴。
そう、多くの自転車は上体が起き上がった姿勢でシートアングルは寝気味、そしてサドルハイトは高くないのだ。これが現実だったりする。

因みに、前乗りの競技車両というのは、上体の筋肉も総動員して漕ぐためのポジションとも言える。上体の筋肉が無い、或いは使えない一般の人にとっては前傾姿勢の自転車は寧ろ弊害なのかもしれない。上体を支える体幹が無い、そういう貧相な人間が、腰、尻、首に痛みを訴えているのが現実なような気がする。一般人、女性、高齢者という上体の筋肉が期待出来ない人向けの自転車がアップライトな後乗り自転車というのは、人間が最低限持つ大きな筋肉を有効に使える自転車とも捉える事が可能だ。
衰えた人向けの自転車を衰えていない人向けにアレンジしたのがリカンベントだろうが、その中間の形態の大径ホイールで軽量で、アップライト姿勢、後乗り前提で乗れる自転車があっても悪くないような気がする。

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