ポジション位置毎の快適ペダリング探し
ということで、ポジション位置、上下、前後調整して漕ぎやすい漕ぎ方は?を探しながら昼ポタしてみた。機材はスピママ号である。サドル上下調整は一発故に色々出来る。
で、シッティングポジションを15mm程度後方にして、後乗りで上体を起こして乗ると、、、通常ポジションのサドルハイトでは高すぎるようだ。下死点近辺で脚が突っ張る。サドルハイトを15mm程度下げると丁度良い。この状態で、ペダリングポイントをスピンドル上が拇指球という通常位置から足を前方にして拇指球位置をペダルプラットフォーム先端に併せて漕ぐと、サドルハイトは更に高い。15mm程追加して落として丁度良い。
スポーツサイクルでは足位置固定故、サドルハイト固定故に、シッティングポジションを15mm程度ずらすことしかできないが、それで後乗りを実践するならサドルハイトが高すぎると逆に乗り方調整に弊害が出そうだ。前乗り、後乗りを行う場合、前傾度が殆ど変えられず、サドルハイトの調整、ペダリング時の足の位置調整も不可なスポーツサイクルの場合、シッティングポジションの位置変更に伴い足がクランク下死点で伸びきらないようにサドルハイトを限界迄高めているとデメリットも少なくないようだ。
後乗りで上体を起こすほど、ペダル上の足の位置は拇指球が前方に移動する。実際、力強く踏み込む場合、足首からスピンドル迄の距離が長い程、ロスが生まれるのも事実であり、足首に近い位置で踏む方が大きな力がロス無く伝えられるが、そういう意味でも土踏まず近辺で踏むというのは、強ち間違いとは言いきれない。
使途は違うが単車のステップは峠道では結構重要だが、慣れる程、ステップの上は土踏まずでホールドしてステップを踏むが、その方が力がダイレクトに伝えられるからだ。慣れる前は力を入れる感覚が判りやすい爪先近辺を使う人が多いが、多くは初心者限定の場合が多い。力をしっかりと伝えるという意味では、手の平ならぬ足の平とも言える土踏まず近辺で踏むのが良いのかも知れない。
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