筋肉が無くなると、、、
筋肉量が減って筋力が衰える、、、足腰の筋肉の衰えは、肺炎、心筋梗塞、腎臓病、糖尿病、動脈硬化、敗血症など、さまざまな病気と関係していることが明らかになりつつありそうだ。
因みに筋肉には、グルタミンという筋肉の成分を作っているアミノ酸の一種が含まれている。病気になると、筋肉は自らを壊してアミノ酸の一種のグルタミンを体に供給し、免疫細胞のリンパ球を増やす。つまり、筋肉があれば病気と戦いやすい強い体になり、逆に筋肉がなければ病気と戦えなくなるというのだ。つまり、筋肉は自らを壊すことで病気と戦える体にしているのです。
他にも、筋肉には、グルタミンの働きだけでなく、糖を吸収して血糖値の上昇を抑えたり、動脈硬化を防いだりするホルモンが出ていることも明らかになってきたという。
つまり、筋肉を失うと、肺炎、心筋梗塞、腎臓病、糖尿病、動脈硬化、敗血症などを罹患し死のリスクが高まるという。
そんな筋肉の現状把握はどうするか?それは、、、
・片足立ちで靴下が履けなくなった。
・瓶のフタが開けにくくなった。
・横断歩道を時間内に渡れなくなった。
これに該当すると、ヤバイそうだ。そして、物理的に筋量があるかどうかの確認は、両手の親指と人差し指でふくらはぎの一番太い部分に輪っかを作ったとき、指が重なる場合もやばいそうだ。
このヤバイ状態の筋量不足を、「サルコペニア」というらしい。このサルコペニア、、、具体的には筋肉が在る筈の箇所が脂肪に置換した状態、つまり、在る筈の無いところに脂肪が散在した状態、異所性脂肪が存在した状態を言うらしい。何故そうなるか?というと、筋肉は加齢によっって筋肉細胞の働きが弱まり萎縮します。すると、そこに脂肪が入り込むという。この脂肪を「異所性脂肪」といい、筋肉が「霜降り肉」状態となる。こうなると、筋トレをしても筋力が上がりにくいため、挫折しやすいそうだ。要するに、この異所性脂肪になると、そう簡単に脂肪を取り除く事が出来ないというのも厄介なポイントとの事。
そんな異所性脂肪を除去して筋量をアップするにはどうするか?それは、筋トレ+効果的な栄養分の摂取が効果的とか、、、その方法、それは速歩等の筋トレ後に乳製品を摂取する事だそうだ。
原理はこうだ。速歩等の軽い筋トレを行うと、筋肉は失った栄養を取り戻すために、30分~1時間だけアミノ酸などを取り込む穴を開きます。この穴の開いた時間帯にアミノ酸を多く含む牛乳を飲めば、どんどん筋肉にアミノ酸が補充されるため、グルタミンもたくさん作られるという。牛乳に限らず、チーズ、ヨーグルト等の乳製品でOKとの事だ。
因みに、個人的な運動は2時間半の筋トレ、ローラー台後にヨーグルト200gの摂取を数年続けてきたけど、恐らく、この論法に従った方法と言えるのだろう。
高齢者向きに紹介されていた具体例は次の通り。
紹介されていた速歩、それは、ややきついと感じる速歩3分を行ったら、ゆっくり歩きます。これを1週間で速歩の時間が合計60分になるよう行います。そして、速歩後30分~1時間で牛乳200ml飲めばOK。時間がたつと筋肉への吸収が低下するので早めに飲むのがポイントです。普通の筋トレでは効果が上がりにくい高齢者の方でも、ラクに筋力がアップするワザがあります。それは、速歩をしたあとすぐに牛乳を飲むというもので、ポイントはたったの2つです。
ポイント1 ややきつめの速歩を3分行う
ポイント2 速歩後、30分以内に牛乳200mlを飲む
1週間で速歩の時間が合計60分になるのを目標にしてください。
3分間速歩したら、ゆっくり歩き、また速歩というように、交互に繰り返します。例えば、1日に3分の速歩を5回行えば、週4回でOKです。
牛乳でなくても、乳タンパクを含むヨーグルトやチーズでもかまいません。また、速歩後すぐに牛乳を飲むほうが効果的とのことだ。
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