ナッシュ
高血圧、運動習慣無し、チョット太め、間食が多いけど、飲酒習慣無し、、、果物を多く食べる、、、そんな人に見られるのが肝臓に炎症、そして脂肪肝という診断。
酒を飲まずとも脂肪肝、、、これ、十年前の自分だ。進行すると、慢性肝炎、肝硬変になるらしい、、、アルコール無しということで、非アルコール性脂肪肝、それが進行したナッシュだという。これ、昔から有るけど、最近特に注目されているそうだ。
自身の場合、注目される前に対処したから、今は冷静に見れるけど、、、、
そもそも脂肪肝というと、酒飲みで肝臓に脂肪が溜まった状態。肝臓に脂肪が溜まりすぎると脂肪肝と診断されるが、脂肪肝と診断される状態では、中性脂肪の蓄積は細胞の5%以上を占めると脂肪肝となるそうだ。そんな肝臓は、最大の臓器で1200~1500gある。役割は、代謝、解毒、胆汁の生成を担っている。肝臓の特徴は、修復再生能力が高いので悪化症状が出づらく沈黙の臓器とも呼ばれる。
脂肪肝はアルコール性と非アルコール性とあるが、一般にアルコール性は肝硬変、肝癌に進行する場合もあるが、非アルコール性については従来は治療の必要無しとの話だったけど、この放置で治療不要というのが間違いという事が判ってきた。それは、良性とは別にナッシュになってしまう場合もある。そうすると最終的に肝硬変、肝癌に到るそうだ。
肝臓は本来は表面がツルツルだけど、ナッシュになるとゴツゴツして内部的には脂肪が繊維化してしまうそうだ。そんな状態でも自覚症状は皆無なのが怖いのである。この非アルコール性脂肪肝に該当するのは1500~2000万人、これがナッシュに進行し、肝硬変、肝癌となる。ナッシュから肝硬変には10年で5~20%の人が進行するそうだ。
非アルコール性脂肪肝をナッシュに進行させないためには、、、原因の果物。これは果糖が肝臓で脂肪になることが最近判ってきたので、果物の過剰摂取は控えるべし。果糖は清涼飲料水にも含まれている。当然、脂質、糖質の多い間食を控え目にするのが大事。脂肪肝、ナッシュとなると、脂質異常症、高血圧、糖尿病、肥満という症状を呈する。このナッシュと関連するのは、歯周病、心筋梗塞、脳卒中、睡眠時無呼吸症候群等だ。
中性脂肪の消費に有効なのは、運動であり、運動習慣が無い人は脂肪肝となりやすい。女性の場合、閉経のタイミングでなる場合も少なくないそうだ。
このナッシュに気付くタイミングは健康診断、人間ドッグだろうけど、脂肪肝であってもナッシュかどうかの診断は、昔は肝臓に針を刺す方法、超音波を当てて脂肪の量測定、硬さ測定でも可能だという。他には、MRIという断層写真で調べる事も可能だそうだ。
酒を飲んでなくても安心ではないよ!というのを知っておくべきということだそうだ。
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