後乗り試験
先日の思い付き記事を実践するために、昼チャリ用のスピママ号のポジションをチェンジして乗ってみた。
サドルを3cmダウン、そして、可能な限り後方に座り、ハンドルポストは15cmアップ、ハンドルバーは手前に40°起こしてエンドバー位置を手前に移動。
ペダリングにおける足の位置も拇指級以外の足の平部分が漕ぐのに具合が良い。
すると、、、低ケイデンス+重たいギア(52/11)でも負担無く漕げるみたいである。ケイデンスでいうと30~50rpm程度でも膝に負荷は掛からないのだ。チョット驚きである。イメージとしてはセミリカンベントで漕ぐイメージで漕ぐのだ。
サドルの仰角を調整し、尻を押さえるパッドでも装着すれば更に楽に漕げる印象。
DAHONの制約上、シート角が立っているので理想はシート角で45~60°程度のフレームが良さそう。ペダルは漕ぐというよりも前に蹴り出すに近い感覚故に、ペダルストロークで足を畳むのが窮屈故に、ペダル軌跡円は小さい方が有利っぽい。クランク長はジュニアサイズの150mm以下の方が太股負担が少ない。基本は大腿の往復運動だから膝小僧のストローク分以上のクランク長は不要っぽい。因みに、トルクポイントは通常の自転車乗りでのクランク水平時に下向きとは違い、上死点よりで前方方向に蹴り出すという方向性となる。恐らく、アップライトの度合が大きくなる程、上死点よりでトルクを掛ける乗り方となるのだろう。
但し、楽に漕げるといってもアップライトで全面投影面積が増えるので、高速走行には不向き。速度次元では30km/h以下を想定すべきだろう。
昔のGIANTのREVIVEって自転車があったけど、あんな自転車の方が実は街乗りでは快適なのかもしれないし、そういうコンセプトで軽量なツーリング自転車を企画するのも面白いかもしれない。
出来合のフレームでプロトタイプを作成するならば、シート角の寝たモデルを捜してパーツアッセンブルするパターンだろう。チョット興味が湧いてきた。
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