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2014年9月11日 (木)

後乗りでの上体の状態

セミリカンベント的な乗り方を普通の自転車で行うために、スピママのポジションを換えて乗り方を色々チェック中。サドルハイトは-30mm、セットバックは-50mm、ペダルは足の平ペダリングでペダリング荷重入力は上死点近辺から三時の方向、ハンドルポジションは+100mm程度、、、
で、この場合の基本は、前乗りでの身体をハンドルに引き付けるのではなく、身体にハンドルを引き付ける感覚。それで足を前方に送るように脚を動かすと、一段重いギアで楽に踏める。そう、レッグプレスマシンの使い方である。

余談だけど、通常のエアロバイクで出力計測すると1時間の平均が330W、レッグプレスのマシンでは420W、疲労度はエアロバイクの方がしんどい。仰向けでレッグプレスマシンの方が疲れずに大きなパワーが発揮出来るようだ。そして、上体は起こして背骨を立てる必要がある。乗車姿勢としてはハンドルを挽き気味、身体は後傾気味、そのためにはハンドル位置は相当に高めが必要で、通常のハンドル位置より300mm程度はアップさせる必要がある。

この場合、ハンドルグリップは横握りよりも縦握りの方が力が入りやすい。となると、ライザーバーは没、、、ブルホーンか、或いはマルチポジションバーだろう。
個人的には、縦握り部分が手前で作れるマルチポジションバーが良いような気がする。

ところで、このようなポジションでは立ち漕ぎは不可能だが、踏み出しによる加速は可能である。上体はアップライトどころか、後傾させる方が良さそう。背骨、骨盤の角度からか、上体が後傾している方が力が入りやすい。

こういう姿勢が力を抜いて治まるようにするには、やはり相当にシートアングルを寝かせる必要がありそう。SA=74°辺りのフレームが多いけど、これより最低でも100mm以上は後方に移動させてサドルハイトも100mmくらいは下げる必要がありそう。

フレームについては、当初の女性用というより男性用のスタッガードタイプ、トップ長で500mm以上は必要そうだ。

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