« パーツ探し | トップページ | 眼鏡新調 »

2014年9月10日 (水)

自転車創作

通常のカテゴリーの決まった自転車を組み立てるよりも、通常では存在しないモノを形にするという作業は結構楽しい。カテゴリーの中の常識の範疇で取り組む、、、それも楽しいが、常識の中でのカスタムというのは、上級グレードのパーツを使うとか、そんな感じだが、カテゴリー外のカスタムというのは捜索活動であり、或る意味、究極のカスタムである。

我が家の自転車で、常識的なモデルといえば、シルクのピストR1、HARPのCM1000、ステンレスロード、オールメッキのロード、東叡スポルティーフ、BSユーラシアスポルティーフ、、、、この辺は常識の範囲内のモデル。勿論、これはこれで楽しいけど、創作仮定で楽しめたのは、乗る機会が激減しているけど、西DAHONとかオ・モイヨWWである。

西DAHONは、折り畳みという括りの中で、如何に速く走れるか?を目指したモノ。最初は短距離走行狙いだったけど、今は長距離ポタリング用途狙いで、クロウスレシオ(12-23T)+ワイドレンジ(54段変速)+フレキシブルポジション+十二分な積載性(キャリア+カゴ)、、、、で作ったモノ。
折り畳み自転車は本来は近場の下駄用途だけど、これで100km以上の走行を可能とするように目指したモノだ。サイクリングでは最長150kmのイベントに使用して機能に満足して終了となった。別の意味で有名になったので乗らなくなったけど、個人的には結構愛着が強いバイクだ。

オ・モイヨWWっていうのは、ズバリ短距離コースでロード以上を狙って作ったバイク。具体的には中央森林公園で20分切りを目指して作ったバイク。重さは拘らず、旋回性、ポジションに拘って製作したもの。単車で遊ぶに良さそうなツイスティーなワインディングエリアでは700Cフルサイズよりも451サイズのミニベロの方がライン取りの自由度が高く、低重心故に非常に安定して走行可能。アップダウンの繰り返す区間では瞬間的には60km/h以上にも達するので機材としてのデメリットは殆ど感じなかった。三段坂過ぎの下り勾配区間では最高で65km/hにも達し最高速度もフルサイズバイクに較べて遜色無しである。その結果、中央森林公園のラップタイプは19分49秒と目標達成したのでお蔵入り状態で、今は中央森林公園に持ち込んでタイム計測する事は無いけど、19分台で走れたのは同行してきた他のロード乗りでは皆無だった。まぁ、最近通わないのは、中央森林公園のコース自体に飽きたから行かなくなったのもある。

他の小径車でのカスタムは常識の範囲内かもしれない。ルイガノMVFはドロップハンドル+カゴというのは目新しいけど、キャリア等で積載性重視の旅用というのはルーツのタルタルーガ・スポーツと一緒。スピママ号は単純に多段化しただけで昔のスピードTRと同じ様なモノだし、ビーンズハウスは嫁用にローギヤード化して登坂性能を高めたくらい。
まぁ、工夫はあるけど、モデル自体が持っていた本来のキャラを大きく変えるモノではない。特徴を色濃くカスタムしただけだ。

で、次の遊びのターゲットは、乗り方を根本的に異なるセミカンベントを、普通の自転車の良いところを残して作る事。セミリカンベント的な乗り方が普通の自転車で出来るか?を検証する自転車だ。
西DAHONとか、オ・モイヨWWのように結果が保証されないカスタムを施すっていうのは、創造力が掻き立てられるので凄く楽しみ。ワクワク感最高潮だ。
果たして、どんな乗り味になるのか?ホントに、レッグプレスマシンのように力強く走れるのか?果たしてどんな性能か?
予想外の結果が得られれば、最適なジオメトリーでフレームオーダーして作ってみたいし、ダメならば、即バラして廃却ということになる。
もし、これで相当な登坂能力と電動アシスト不要な程の走行性能を発揮するならば、、、、娘や嫁の自転車として与えるのも良いかも知れない。

まず、一作目だから廃却リスクを考えると追加購入パーツは極力抑えたい。フレームの予算は5,000円くらいか?ステム、レイバックポストで5,000円、その他諸々で10,000円、合計2万円くらいで遊べれば御の字。

そうは言っても、乗って確かめないと行けないので、あまりに小汚いママチャリ然としたのはNGだろうなぁ、、、

|

« パーツ探し | トップページ | 眼鏡新調 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 自転車創作:

« パーツ探し | トップページ | 眼鏡新調 »