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2014年10月31日 (金)

次期愛車選びのポイント

勿論、好きな単車を選ぶのが大事だけど、維持のしやすさというのが極めて重要。
特に、生産終了車両を選ぶ時は大事。
完全なる逆車の場合は、パーツの入手性に難点が少なくないので、逆車であっても国内向け車両が併売されていたモデルが理想。
更に、国内販売が短かったとしても、トータルとして製造年数が長いモデルが安心。更に言えば、製造終了しても、同系エンジンを用いた後継車両が現存していれば安心である。
特に、生産終了後7年を経過したモデルを選ぶ時は慎重になる。2007年迄で製造を打ち切ったモデルでは重要だ。

この条件に多く当て嵌まる車両を選んできたが、我が愛車も然りである、RG500γ、CX、SV650Sはそうだ。国内向けでは不人気だが、製造年数は何れも長期間だ。さすがにγはメカニズム自体は一台限りだったけど、製造年数は10年に渡りモデルチェンジせずに製造されていたし、CXも然り、SVもそうだ。こんな条件に当て嵌まるモデルは?というと、現時点でSV1000、VTR1000Fがやはり有力。国内販売実績があり、輸出販売されていた期間は長い。特にVTR1000Fは1997~2007年の10年に渡る製造年数(SVは5年)を誇っている。同系エンジンとしてはXL1000(SVならVストローム)が現行モデルで製造されているために、そういう意味ではパーツ供給に関しては結構安心である。特にVTRはFIや燃料ポンプ等々無しでシンプルなのは良い。

過去の愛車経験からいうと、生産終了後10年はパーツの入手は可能だけど、15年となるとバックオーダー扱いとなり、20年となると下手すると廃盤扱いとなる。ユーザーの多い人気車なら安心だが、そうでない場合は注意が必要だ。

逆算すると、2004年以前に生産終了されたモデルでは、普及の度合等を或る程度検討に入れて慎重に選ぶ必要があるし、2000年以前に生産終了となったモデルでは完全逆車等では車両の弱点や消耗品の廃盤の有無を把握しておく必要がある。1995年以前での生産終了というと1980年代後半デビューのモデルが殆どであり、廃盤消耗品の入手性、ルートの有無、互換情報等を或る程度調査してからの決断が必要だろう。

今、この辺をトータルで考えると、最有力候補がVTR1000F(フォークアウターがマグカラー)、二番手がSV1000(黒フレーム、S無し)、そして年式は2005年式以降の完全最終モデルというところ。

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