発熱力
熱が出るのは大切なこと。熱が出ない方が大変!?肝心な時に熱が出ない、、、高齢者の三割が該当するそうだ。熱は出るのが大事、その出る力が発熱力。
発熱。いろいろである。微熱、高熱様々である。一般に高熱はびびるけど、微熱はスルーして我慢する事が老い。この微熱、実は結構怖いのだ。微熱な状態、何由来か?実は、多いのがストレス、、心因性発熱、放置すると、不眠、頭痛、高血圧、うつ病に到るという。対策は自分が無理している事を自覚してペースを落とすのが鍵だという。日常生活を取り戻すのが大事なのだ。
判断は、血液検査で問題無し、特定の出来事に反応して発熱がある、解熱剤が効果無しの三つに該当すると心因性発熱の可能性が高いそうだ。
では、高熱を呈したりする発熱する発熱力ってなにか?それは、命を守る力だそうだ。熱が出るのは、免疫機構であるリンパや白血球が活動しやすい環境を作っているのだ。肺炎だと3割、インフルエンザだと5割の高齢者が熱が上がらないそうだ。
発熱力の度合は、周辺気温差に拘わらず体温がキープ出来るかどうか?だそうだ。寒い部屋でも体温が保てる、、、こういう人が発熱力が優れているのだ。
そこで、その発熱力を高めるにはどうすれば良いか?それは、筋肉なのだ。因みに、寒い時に震えるのは筋肉が振動して発熱しているのだ。更に、筋肉中のサルコピンが発熱に大きく寄与しているのだ。要するに、筋トレで筋肉を付けるのが大事なのだ。
これをサポートするのが睡眠。一般に年を取ると眠れなくなるという話だけど、睡眠と体温の関係、、、、良く寝られる人は、朝の体温が低く、就寝前が高くなっている。そうでない人は起床後の体温が高く、就寝前が低くなるという。体温変化の傾向が違うのだ。夜から朝に掛けての体温差が大きい程良く寝られるのだそうだ。逆に、体温差が小さいと寝られないのである。重要なのが身体を動かす時間帯だそうで、それは夕方以降に運動することで、体温を高く出来るので、夜寝付きが良くなるのである。同じ時間帯での運動を繰り返す習慣が体温を上げるのだ。因みに、熟睡できる体温差は起床時、就寝前で0.5[℃]以上の差が必要とのこと。
ところで、歳を取って寝られなくなるのは、代謝が減るからであり、逆に筋トレして代謝を保てれば、それ自体で良く寝られる訳だ。年取っても筋トレして夕方以降に運動する習慣をつければ最高。筋トレで筋力アップには、3分早歩きを一週間で合計60分以上。そして運動後に牛乳、乳製品を取る事。これがお奨めとのこと。
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