« 発熱力 | トップページ | ロードバイクで40km/h維持は? »

2014年10月29日 (水)

古い単車っていうのは、、、

単車のような工業製品を趣味としていて古すぎるのは、色々と大変。
一般に、工業製品は生産終了後7年が部品供給の期限。つまり、生産終了後7年経過していると、部品が入手出来ない可能性がある。
この7年という期間、結構短い。工業製品で生産されている期間+7年が部品製造期間である。単車では下手するとモデルサイクルが1年とか2年とか、、、そうなると8年、9年しかパーツ製造しない可能性もある。

こういう事は20代の学生時代では気にする事はなかった。しかし、今は結構気になる。
現代の単車、特に1980年代後半以降のモデルは、耐久性も高く製品寿命が長いのだ。それ故に、30年前とは違い、30年前のモデルは普通に現存している。1985年当時で30年前のモデルなんて生き残っていないけど、2014年現在では30年前の単車は生き残っているのだ。

しかし、今から7年前で製造終了のモデルは下手するとパーツ入手不可能の可能性がある。そう、2007年モデル以前はリスクがある。現実には大丈夫だけど2000年以前に終了したモデルはパーツ欠品が少なくないのだ。先日の'97のVFR750F(RC36-2)も然りである。大昔から維持している単車では、弱点パーツのスペア類を確保しているので、案外大丈夫だし、兄弟車、後継車が豊富なモデル、国内販売から輸出を含めて製造期間が長くファンの多いモデルでは、大丈夫な事が多いけど、レア車では結構しんどいのだ。
特に、特化された消耗部品類は心配である。

実際、購入すると十数年スパンで所有するので、入手時点で心配なモデルは、やはり相当に心配だったりする。今の愛車は気に入っているけど、勿論、永遠に維持出来る訳ではない。基本的な耐久性が高くなっているけど、樹脂部品の使用率が高い1980年代後半の単車は、そういう樹脂部品類の耐久性が結構心配である。まぁ、Oリング類は規格品故に大丈夫だし、シートパッキン類は自作可能だから何とかなるけど、インシュレーター、エアクリダクト類、特に機関の調子に影響度の高いインシュレーターは重要。

他には、電気系部品。レギュレーターは使い回し可能だから流用情報で何とかなるけど、点火系、CDIとかフルトラのユニットは必ずしも流用できるとは限らないので、これも結構心配だ。

|

« 発熱力 | トップページ | ロードバイクで40km/h維持は? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 古い単車っていうのは、、、:

« 発熱力 | トップページ | ロードバイクで40km/h維持は? »