しこり(軟部腫瘍)
注意の必要なしこり、専門医としては整形外科医だそうだが、そこで注意が必要なしこりというのは、悪性軟部腫瘍。多くは遺伝性らしいが、こういうものは身体の何処に出来るか?で見付けやすさが違う。身体の表面の場合は隆起がはげしいので気付きやすいが、深部の場合は気付きづらいという。身体の奥で出来た場合、痛みを伴わないために気付き辛いのが質の悪い性質だという。下手すると、脂肪の固まりと誤診される場合もあるそうだ。
で、このしこりで問題なのは、悪性のモノ。そして、一般に悪性のモノは短期間で巨大化するので気付きやすい。一般に太股や腕に出来る事が多く、そういう場合は気付きやすいとのこと。ただ、背中とか臀部に出来ると気付きづらいのが難点。
大きさ的には5cmを越えていると悪性の可能性が高いそうだ。
病院での軟部腫瘍の診察は、問診、触診で行う。その後、画像検査(X線、MRI)、そして確定診断では生検(針生検、切開生検)、病理診断を行う。治療としては手術による広範切除を行うそうだ。悪性の場合は、腫瘍細胞が周辺に拡がっている可能性があるので、大きく取る必要があるとのこと。手術によって筋肉も取り除くので多少の筋力の低下は免れない。他の狩猟では、化学療法として抗ガン剤治療を行う場合もある。手術の前に化学療法によって腫瘍を小さくするのも目的の一つだという。他には、放射線治療があるが、これは手術後に残っている可能性のあるガン細胞を処理するためという場合が多いそうだ。
悪性でなくても、日常生活に支障を来す場合がある場合は、やはり良性であっても切除するのが望ましいとのこと。
基本的には、筋肉等の運動器官に出来る訳で、不要な脂肪を付けず締まった筋肉で身体を被う事が出来れば良いのかも知れない。そうすれば、異様な隆起とかに気付きやすい。
日頃から超音波式の皮下脂肪計等で脂肪厚計測でも行う習慣があれば、早期発見できるかもしれない。デブ、肥満は良い事は一つもないということだ。
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