ダイエットに希望
肥満とは脂肪細胞が脂肪を溜める事だが、溜まった脂肪を減らす新しい化合物を発見したそうだ。それは、海辺の藍藻から取りだしたモノ。これを投与すると、脂肪を減らす効果があるという。
従来は栄養の吸収を阻害するような薬で対処してきていたが、肥満自体のメカニズムは結構複雑なんだそうだ。それは、食欲増進、食欲抑制ホルモンが複数発見されており、その調整は困難という見解によるそうだ。下手な調整を行うと副作用も懸念されるのだ。
そんな肥満だけど、肥満は脂肪細胞が脂肪を溜め込むことが原因。この脂肪細胞の脂肪に対して、前述の藍藻から取り出した化合物を使えば、蓄えられた脂肪が半減し、新しい脂肪細胞の発生も抑制できたそうだ。細胞に溜まった脂肪を落とす薬、、、、期待が持てるそうだ。
藍藻は、光合成を行う独立栄養生物。シアノバクテイリア、藍色最近とも呼ばれる。ミドリムシみたいなモノだろう。
で、こういうモノが登場したら使うか?というと、自身は興味なし。脂肪を溜める機能は大事な機能。溜めた脂肪は運動によって落とす。逆に言えば、可能な運動に必要なエネルギーが脂肪であり、ガソリンタンクの一種が脂肪細胞みたいなもの。脂肪が確保出来ない身体というのは、下手すれば運動出来ない身体になりかねない。ということで、個人的にはスルー。
脂肪を敵視するのでなく、脂肪が溜まる力というのは、必要だから備わっている訳で、それを別の方法で抑える、、、、それって、暗に筋肉も失う事を示している。それじゃぁ、ダメだろう。
ダイエット=脂肪除去に非ず。ダイエット=筋量アップである。結果的に脂肪量が適切に保たれるのが理想。筋量を確保して、体脂肪率を抑える。これがダイエットの王道であり本質である。脂肪を減らすのはダイエットに非ずである。
| 固定リンク
コメント