新型アルト
ネット上では、新型アルトの営業資料から流出したデザインを見る事が出来る。
で、この新型アルトのデザイン、、、、強烈過ぎる印象。今風というよりも、70年代風といった方がしっくり来るデザイン。
80年代デザインというと、1.5BOXデザインのミラがトレンドを作ったデザインだけど、今度のアルトは、もっと昔のデザインだ。インパクトとしては、FRのミニカ、ミニカスキッパー、スズキならRRのフロンテクーペ、セルボ辺りの空気感が漂う。
間違っても、スペース云々を言っていると生まれるデザインではない。
フロントグリルは、大昔の箱スカ、ローレル、510ブルを彷彿させるし、リアのゴツイCピラーに相当する部分は、ケンメリとか、そんな処理、テールエンドも然りでバンパーに埋め込まれたテールライトの処理は、ローレルのハードトップ的だ。
非常にインパクトのあるデザインで、ベビーギャング的な印象。
男の車的な印象。
内容については、現代のメカニズムに、S-エネチャージを加え、40km/L辺りを狙った仕様だろうけど、今度のアルトはメカニズムよりもデザインが強烈。現代的なデザインというと、レクサスとかマツダの鼓動デザインが好評でインパクトが強いけど、そういうモノを吹き飛ばすようなインパクトを感じる。
今度のアルト、女性、奥様が選ぶ感じがしない。でも、今の軽四は殆どが女性が選ぶようなものばかり、、、考え方によっては、男性目線の眼に適うデザインっていうと少数派であり、それを根こそぎ持っていく戦法かもしれない。
まぁ、ラパンとの棲み分けを考えると、こういう戦略の方がアリかも知れない。このデザインならベビーギャング的な初代ワークスを越えるような過激なモデルも様になりそう。柔らかい優しいベースでは、どんなに頑張っても過激なモデルはマッチしないけど、今度のアルトは、そういう過激なモデルが、実にしっくり来るデザイン。
もしくは、、、、こういうデザインなら丸眼にメッキモール、メッキグリルでネオレトロなモデルも映えるかも知れないし、それなら女性にも受けるのかもしれない。
今度のアルト、久々に注目である。
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