筋肉の使い方
下り坂を走っていて気付いた事。それは、筋肉の使い方が、スイムでブレストのキックとか、バイクでのペダリングとは大きく違う事。
スイムとかバイクでは、体重を支える必要は無く、最大限の力でキックするというのが基本。曲げた状態(筋肉を収縮させた状態)から意図的に大きな力で伸ばす、蹴り出すというのがスタイル。しかし、下り坂でのランニングは、脚を伸ばした状態(筋肉を緩めた状態)から体重の数倍の荷重を受け止めながら筋肉を収縮させて支えるというもの。
前者の力を入れて、後者は力を支える、前者はポジティブ、後者はパッシブである。
これ、同じ箇所の筋肉を使っているけど、使い方が全く違う。バイクとスイム(ブレスト)では連動性を感じるけど、ダウンヒルランニングでは連動性を感じない。全く異質である。筋量の有無よりも、筋肉の使い方を覚えないと無理。
ダウンヒルランニングが得意でも、スイムとかバイクが速いとは限らないし、スイムとかバイクが速くても、ダウンヒルランニングが速いとも限らないのだ。
大発見である。
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