スポーツ外傷による膝痛
変形性膝関節症とは違いそう、、、違和感の理由は、自転車漕ぎ?ブレスト?ランニング?筋トレ?、、、この辺りかな?ということで、復習。
膝のスポーツ外傷、これは、ジャンプ、着地、急な方向転換、身体の接触から半月板損傷、靱帯損傷を受ける。サッカー、バレーボール、ラグビー、といったスポーツが原因。
先ずは半月板損傷。これは大腿骨と頸骨の間に半月状の骨が内側と外側に存在している半月板の一部に裂け目が生じるたり、半月板に亀裂が入って、半月板の一部が関節に挟まる事で生じる。半月板のロッキングでは剥離した半月板が骨と骨の間に挟まるような状況のことを言う。こうなると、元に戻らないので、膝が伸びない、曲がらないといった状況になる。半月板は位置がずれると関節を傷めることになる。治療としては関節鏡手術、入院期間は数日、日常生活は直ぐ戻せるが、軽いジョギング等の運動には1~2ヶ月で回復可能だけど、スポーツには3ヶ月以上が必要だそうだ。
靱帯損傷。これは骨の左右、関節の前後、中央に靱帯がある。この中で内側側副靱帯が傷めやすい。治療としては、3~4日冷やして圧迫、曲げ伸ばし、筋トレを行う。骨の真ん中にある前十字靱帯。関節内の靱帯なので切れると関節の安定は非常に悪くなる。かなり出血するので腫れが酷いのが特徴。切れても痛みが引けば日常生活可能だが、スポーツをすると膝崩れを起こしやすくなるそうだ。このような切れた靱帯の再建は膝の腱の一部を使って付け替えるのが主流だそうだ。但し、再建手術を行った場合、軽い運動にも3ヶ月程度、スポーツへの復帰は8ヶ月以上を要するという。
予防としては、基礎練習で基本動作の修得、準備運動の実施、疲労時は無理しないということだそうだ。
| 固定リンク
コメント