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2014年11月 7日 (金)

ショートクランクよりも

ペダルを踏む箇所によっては、脚側の稼働域が大きく変わる。拇指球でペダルを踏む時は股関節~大腿骨~膝~頸骨~踝~拇指球で、踵で踏む時は股関節~大腿骨~膝~頸骨~踵である。前者の場合は、踝~拇指球の長さ分だけ稼働域が広くなり、この稼働域の上と下の距離がクランク長×2に相当する。後者の場合は稼働域が狭い分、クランク長は短くするのが理想。

しかし、これは稼働域が狭まる事による関節への負担軽減が目的であり、関節が柔軟であれば踵ペダリングでも稼働域を広く保て、クランク長を長く保つ事が可能である。
理想は、ペダルを踏む力の割りに、チェーンの張力を大きく保つにはクランク長を長くして、上死点、下死点における関節の負担を減らすためにペダルの上下移動量を短くすること。

この相反する形態を実現するには、ペダル取り付け部とペダルスピンドルの位置がオフセットされる構造が必要となる。上死点時にはスピンドルが下側にシフトして、下死点時にはスピンドルが上側にシフトする構造。昔のシマノのDDペダルのようなスピンドルと踏み面の位置関係が理想なのである。こうすれば、駆動トルクを保ったままに、上下ストロークを減らす事が可能となる。

但し、力が大きく掛かる箇所に複雑構造を使う事は今一であり、現実を考えると、クランク長は長い状態をキープした上で、股関節の稼働域を拡げて対応するというのが一番かもしれない。

ショートクランク構成でクランクフォワードバイクの試走を行ってきたが、1ヶ月間の試走の結果、関節の稼働域云々、動力伝達の作用角云々よりも、絶対トルクの方が重要で、通常のクランク長の方が乗りやすいというのが結論である。

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