望遠+連写
運動会カメラには、望遠+連写のカメラが良い。望遠は35mm換算で650~800mm程度あれば有り難い。
子供の運動会では、撮影は校舎の3~5階から行う。結構離れているのだ。昔の光学十倍で380mmクラスでは物足りない。その場合は、1.7倍のテレコンと合わせて使う。
そして、運動会というと、動いている被写体を追い掛けるので、瞬間で捉えるのは不可能故に、連写機能が必須だったりする。
この条件を満たすモノとして、十年前から活躍していたのが、オリンパスのE-100RS+TCON-17という組み合わせ。これ、秒間15コマの連写、連写中、バッファーからの書き込み中にもEVFで被写体を捉え続ける事が可能で、被写体を探している段階でも常時手ぶれ補正が効いているので望遠端でもEVF内で被写体を安定して捉える事が可能。画素数が150万画素と出力サイズがL判が上限なのが時代を感じさせるが、非常に使い易いモデル。これ、幼稚園時代は離れていても30m程度だったから十分だけど、小学校ではテレコンと合わせても厳しいのが残念なところ。
この後継機に、カシオのEX-FH25という秒間40コマでテレ端で520mm、手ぶれ補正付きということで調達したけど、連写可能枚数は30枚は兎も角、テレ端で被写体を追い掛けるとEVF内に被写体を留め続けるのは困難なもの。手ぶれ補正といってもCCDシフト式というもので、E-100RSのそれとは異なるのが運動会で動き回る被写体を捉える意味では使えない機能なのが残念。連写後のバッファーからの書き込み時間も長く、EVFがブラックアウトされるのでE-100RSのように被写体を追い続けるのが難しいのである。このモデル、アダプターを介して、テレコンでTCON-14Bと合わせて使っていたけど、動き回る被写体の撮影には不向きだった。
で、最後に調達したのは、キャノンのSX1-isってモデル。これは秒間4コマと連写速度は劣るものの、光学式手ぶれ補正、テレ端で560mm、連写可能枚数はバッファ満杯迄という仕様であり、結構使い易い。連写中のEVFの写り方は、連写間隔毎に被写体がEVFに映されており、記録解像度にもよるけど、数秒以上の連写が可能なのは運動会の駆けっこ等には非常に使い易いのだ。なお、本機にもテレコンのTCON-17を合わせて利用している。
なお、これら三機種は場合によって使い分けているが、共通点は全部乾電池対応のカメラということ。専用バッテリーも悪くないけど、カメラ固有のバッテリーでは使い回しが効かず、長期利用で劣化した時に、旧モデル向けに高価なバッテリーを買うのが馬鹿らしいという意識があるから。ビデオカメラでは専用バッテリーだけど、数年経過でバッテリーが劣化した状態でバッテリーを買うのは非常に勿体ない気がしているが、我が家ではデジカメを数年以上使っているので、同じような気持ちになるのが明確なために、基本は乾電池対応のモデルを選んでいる。
例外的にオリンパスのE-500を所有しているけど、やはり、使う頻度を考えるとバッテリーの劣化は相当進んでいるような気もする。
次は、PENTAXのK-50ってモデルの300mm(450mm相当)Wズームキットってヤツがチョット欲しい。秒間6コマでレンズ交換式、乾電池対応、、、なかなか良さそう。
価格は中古なら50,000円~、新品でも63,000円~とリーズナブルなのも良い。
レンズ交換式故に、本体+好きなレンズが選んで購入というのも悪くないかもしれないが、ボディ+smc PENTAX-DA 18-270mm(414mm相当)F3.5-6.3ED SDM という組み合わせだと十万円を超えるようで、Wズームキットがやはり割安。
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