投票率
衆議院総選挙が終わった。驚くべきは投票率。52%程である。有権者の半数、、、、確かに、この投票率では、過半数の議席とは言え、投票率×得票率で、有権者の1/4に過ぎない。まぁ、未投票者が全てアンチ多数派の意見とは限らないが、それでも全体の民意を正確に反映しているか?というと、そうとは限らない。
これ、選挙というのが権利であり、権利の行使が有権者の判断に委ねられているがための結果かもしれない。
今回の選挙では、例えば、与党の得票数自体は、前々回の自民党ボロ負けの際の得票数を下回っているそうだ。因みに、その時の投票率は70%弱で、今回とは20%の差があるのである。
投票率次第で結果が変わりすぎるのも考え物。投票率を安定させるには、権利でなく、投票行為を義務化させる方が良いような、そんな気もする。
義務を果たせば、税の控除が増えるとか、或いは、投票所で投票すれば商品券が貰えるとか、そういう投票率を高める何かがあれば随分と変わるような気もする。
まぁ、盤石な組織票を持ち、投票率が低い程有利な政党が、そう言う施策を提案するとは思えないが、選挙で莫大な税金を注ぎ込むぐらいなら、結果が正確に民意を反映されるようにコストを掛ける方が遙かに有用とも思える。
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