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2014年12月23日 (火)

クランク剛性

最近のクランクは剛性を高めるためか、クランクシャフトが大径化、中空化、ベアリングの大径化、スパン拡大、そして、クランク自体も中空構造とか、そういうのがトレンドだ。

昔ならカップアンドコーンのボトムブラケットに四面テーパーのクランクシャフト、そして普通に鍛造ムクのクランクというのが一般的だったけど、今時では、そんなのは見当たらない。

四面テーパークランクが、オクタリンクを経て、クランクシャフトとクランクが一体となったキャップレス・デザインに変わり、クランクもホローテックとかいった中空構造や、CFRPといった複合新素材に変遷している。

しかし、個人的には、四面テーパーのカップアンドコーンに、普通に鍛造クランクで十分というか、不満も不都合も感じない。
これで十分という気もする。
根拠と言う程でもないけど、競輪競技御用達のNJS規格部品も、普通にそれが通用している訳で、素人オジサンの脚力程度で、良く判らない新技術の必要性が今一見えないというのが感想だ。

個人的には、玉アタリが自在に調整可能なカップアンドコーンのBBが最もロスを低く維持しやすいというのが感想。以前、カートリッジBBを使っていたけど、割と簡単にガタが来たこともあり、調整可能なカップアンドコーンがベストという判断だ。

勿論、駆動トルクが常時掛かっている訳ではないロードや、小径、旅行車ではメンテナンスが楽で、組み付けも楽なキャップレスデザインもアリだと思うけど、駆動トルクが掛かり続ける自転車には、ベーシックな方が長持ちしそう。

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