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2014年12月 6日 (土)

リカバリー動作

ブレストにおける失速は、他の泳法のように連続的なストロークではなく、断続的なストロークによるリカバリー時の抵抗が大きな要素となっている。

ということで、ブレストの泳法を色々と見直してみた。リカバリーというと、プルのリカバリー、キックのリカバリーがある、進行方向の先端部におけるリカバリーによる進行方向と逆方向の動きが最も抵抗が大きい。キックのリカバリーでは脚を縦方向に畳んでいるので、進行方向から見ると大腿の背後におけるリカバリーであり、抵抗には大きく影響しないが、プルのリカバリーでは、前方で身体の進行速度以上に腕を前方に伸ばすために、キックの推進力を大きく奪っている。この抵抗を減らすためには、極力水の抵抗を受けづらいように腕の形状を整える必要がある。

そこで、このリカバリー動作の中でも、手が胸から頭に掛けてのリカバリー時の抵抗に注目し、その動作を水中ではなく、水面上で行う事で水の抵抗を無くす工夫をして泳いでみた。そのためには、ブレスの際に身体を持ち上げる必要があるが、その際に併せてプルも水面上でリカバリーさせて、頭をカバーした状態で入水して水を切り裂くイメージで泳いでみた。
すると、、、、キックによる推進力の喪失が相当に解消出来る事が判った。

但し、リカバリーの経路では腕に相当な負担が掛かり、肩の後の筋肉痛が顕著となることも判明。しかし、頭と腕の抵抗が相当に減らせるようなので、この泳法でしばらく調整してみたい。

ブレストではキックで生まれる推進力を如何に失わせないかが鍵。

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