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2015年1月31日 (土)

軽量!Ninja250SL登場

タイ向けで登場していたモデル、遂に国内でも販売開始。名称は『Ninja 250SL』で4月15日より発売とのこと。

構成はトレリスフレームにKLX系の249cc水冷4ストローク単気筒エンジンを搭載、最高出力29ps、最大トルク22N・mを発揮。フルカウルながら、車重はツインエンジン搭載の『Ninja 250』と比べ20kg以上軽い149kgなのは魅力。
但し、80年代の250シングルには及ばない。同じカワサキならばCS250では34PS、車重118kg(乾燥)、スズキのNZ250では118kg(乾燥)に33PS、グース250では139kg(乾燥)に30PSだ。恐らく、Ninja250SLは、装備で149kgなら乾燥で130kg程度だろう。これは、結構期待できる軽さだ。グースよりは確実に走りそう。

オートバイのメカニズムは90年代以降急激な進化を遂げたが、小排気量クラスでは重量増のネガの方が大きい。グースも15kg軽ければ全く違った印象だった筈だし、手放したγ200も然り。2スト125ccは立派になったけど100kgアンダーな軽量さを失ったのは魅力放棄に近い。そういう目で見れば、Ninja250SLはタイ製でメカニズムが当時の国産軽量車程大袈裟でないので、それで重量増は比較的抑えられているのかもしれない。

グース250も、CS250もNZ250も乗っていたけど、NZ250、CS250は良く走る印象があるけど、グースは全く走らなかった印象が強い。但し、CS250は一台目がクランクビッグエンドのベアリングが直ぐに逝って、二台目を購入するも、同じくベアリングが逝った経験がある。
グースについては、どうしても重さが気になるところだった。登坂での吹け上がりには、重たいモノを一生懸命引っ張り上げてる印象が強かった。

Ninja250SLについては、もう少し(あと10kg程)軽ければ言う事無しだが、最近のモデルの中では、かなり魅力的な一台なのは間違い無い。

近々、試乗可能となれば試乗してみたい一台なのは間違い無い。

峠遊びする単車に求めるのは馬力でなく重量だ。125ccなら乾燥100kg、装備115kg、250ccなら乾燥125kg、装備145kg、400ccなら乾燥で165kg、装備で185kg、650ccなら乾燥で170kg、装備で190kgあたりが理想。乾燥重量と装備重量の差は、燃料、オイル類だからクラスによるけど15~35kg程度の差だ。125ccで15kg弱、250ccで20kg弱、400~650ccで20~25kgくらい、リッタークラスで35kg程度のもの。重量で10kgの差は結構大きい。

勿論、用途外、例えばツアラー等なら、その限りではない。重量は破綻を来さない程度なら問題は無い。更に、ツアラーでも十分、峠で遊ぶ事が出来るのは事実。でも、ツアラーで遊ぶペースと、攻めて遊ぶペースは別次元だ。

Ninja250SL、このクラスで久々にトップブリッジ下マウントのセパハン仕様。それでいて乾燥で130kgを切りそうな軽量車体、楽しそうだ。

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コメント

こんばんは!
そうですね、、、、グースはやはり重たいのがネックでしたね。
あと20kg軽ければ印象は随分と違ったように思います。
Ninjaは結構楽しそうですね。

投稿: 壱源 | 2015年2月 3日 (火) 00時07分

装備重量で149kgとは結構がんばってますね。
グースのエンジンは良く回るんですが、前に進みませんからね(笑)

投稿: いちけん | 2015年2月 2日 (月) 21時50分

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