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2015年1月12日 (月)

娯楽作品

先日の記事で、永井豪さん、松本零士さんの作品が好きという話を記事にした。
しかし、何れの作品も、現代の作品よりも過去の作品限定だ。
最近(と言っても1980年代後半~2000年頃)なら楠木みちはるさんの作品が好きだ。

好きになったのは、画風とストーリーの両方あっての話。同じストーリーでも違う絵では関心が持てなかっただろうし、同じ絵でもストーリーに違和感を感じると、やはり関心が持てなかったように思う。
永井豪さんの作品でも作画が違う人のコミックスには、今一な感じが拭えない。これは、松本零士さんの作品でも言える。『宇宙戦艦ヤマト』なんかが典型的。コミックスの第一作こそ読めるけど、以降の続編は何か違うし、最近の作品も違和感アリアリである。

漫画の画風に求めるのは、劇画調のリアルなタッチや詳細な描写が必須という訳ではない。寧ろ、個性が溢れ、キャラクターを見ただけで作者が思い浮かぶようなものが好み。
ストーリーとしては、過度に複雑化したりするものよりも、映画的な明快な筋書きがある方が好みだ。

そして、永井豪さん、松本零士さんの作品を見て思うのは、一度頂点に達するというか、漫画の新作よりも映画等にシフトしてしまうと、その後の創作の独創性というか世界観が停滞してしまうのか?という気もする。
漫画としては、各画家の頂点に向かうまでの作品が独創的で非常に興味がそそられる。大昔の永井豪さん、松本零士さんの作品を再度集めて読んでみたい。

永井豪さんの作品は、『デビルマン』、『マジンガーZ』以前のストーリー限定でしか引き込まれないし、松本零士さんの作品では、最初の『宇宙戦艦ヤマト』、『銀河鉄道999』迄しか関心が持てないのが正直なところ。『グレートマジンガー』ではストーリー展開に無理を感じるためか、関心の度合が下がるし、ヤマトや999も続編以降では、やはり興味が持てない。

ヒットした漫画の続編、或いは、同名漫画ながら異なる作画者によるストーリーは、何れも初期作品の世界観を判りにくくしているし、デザイン、画風、ストーリーの調和が崩れているようにしか思えない。やはり、最初に作られたシンプルな世界観、それに併せたデザイン、画風が一番だろう。『デビルマン』は初代作オンリーで、以後の作品で越えたものは無いように思う。チョットエッチな『キューティーハニー』も然り。初代作品の世界観とデザイン、画風は最高にバランスが取れていると思うけど、以後のものは何か別物のように感じる。

他にも、『宇宙戦艦ヤマト』だけど、これは最近でもリメイクされたりしているが、メカニカルデザイン自体は引き継いでいるように見えるけど、正直、女性キャラで特徴的な『森雪』の劣化は著しいように感じる。『2199』の人物キャラクターは、殆ど、オタクキャラ的で、何か大きく違うような気がする。正直、あんな『森雪』は見たくなかった。まぁ、男性キャラクターの瞳の描き方も違和感感じまくりだったし、、、、ストーリーを引き継いでいても、画風が変われば、やはり感想も大きく変わってしまうのだ。

以後の作品よりも、寧ろ、以前の作品、画風自体が完成されていないかもしれないが、永井豪さんなら、『魔王ダンテ』、『あばしり一家』とかの作品の方が面白いし、松本零士さんなら、『男おいどん』、『帰らざる時の物語』、『ミステリーイヴ』、『恐竜莊物語』の時代の作品の方が面白い。
楠木みちはるさんの作品は、『J物語』、『あいつとララバイ』、『湾岸ミッドナイト』といった形で、昔から今迄、どの作品も面白く読める。

まぁ、名声を馳せた作品以降は、どうしても、その作品にストーリーなりデザインなりが引っ張られて、絶妙なバランスを崩してしまうから仕方ないのかも知れない。強引なストーリー展開になったり、強引なデザイン改悪となったり、複雑になったりで、新しさの表現の方法が微妙にずれている感じが強い。
漫画とは違うけど、『ゴジラ』作品も、初代の『ゴジラ』を越えるような映画と思える作品は非常に少ないし、『仮面ライダー』、『ウルトラマン』にしても然りだ。『仮面ライダー』では『V3』迄が限界だし、『ウルトラマン』では『セブン』迄が限界だ。

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