みんなの家庭の医学~膝痛~
このところ、膝痛対策の番組特集が立て続けだ。年明けて、三発目だ。テレビ朝日の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」で膝痛の新原因について放送された。膝痛患者は国内で1000万人、潜在的には3000万人とも言われているそうだ。そんな膝痛、これまで、ひざ痛の最大の原因は加齢による膝の軟骨のすり減りだと考えられてきたが、原因は他にもあり、その他の要素を改善することで、膝痛が緩和される!、、、そういう話だ。
まずは膝の関節を支える周辺筋肉を強化する事。これで、軟骨がすり減った状態でも膝痛が緩和出来るという。つまり、軟骨がすり減り骨同士がぶつかるようになった膝の衝撃を和らげてくれるのが膝をとりまく筋肉。大腿四頭筋やハムストリングといった膝周りの4つの筋肉のこと。これらの筋肉を強化すれば衝撃が和らぎ痛みが緩和できるそうだ。方法は、膝を軽く曲げるミニスクワットが効果的で、膝周りの4つの筋力アップにつながるそうだ。
①大腿四頭筋の筋力アップ法
1.椅子に深く腰掛けて足を前に突き出す
2.足首は90度、膝は曲げないのがポイント
3.この状態で太ももに力を入れ10秒キープ
4.左右3回ずつを1セットとして朝昼夜と行いましょう
②ハムストリングの筋力アップ法
1.椅子の後ろに立ち背もたれに手をかける
2.片足で立ちかかとを上げていく
3.ゆっくり足を下ろす
4.左右10回ずつ朝昼晩行いましょう
さらに、膝痛には別の原因があるという。例としては急激に軟骨の摩耗が進行した人の原因が、軟骨の局部接触が原因だということを解明し、軟骨の局部接触の原因を対策しようという話だ。その原因、それは、なんと膝の筋肉や腱のコリ。本来、膝の関節は太ももの前側を覆う大腿四頭筋という大きな筋肉と太ももの裏側にあるハムストリング、さらにこれらの筋肉と骨を結ぶ腱が互いに連携することで動く。これらの筋肉の伸縮のスムーズさが重要なのだが、体重増加、慣れない仕事で膝に負担がかかると血流が悪化し慢性的なコリを引き起こすという。そして、多くの人がコリによる痛みを感じているそうだ。そこで、コリをほぐす方法を紹介。
③ひざのコリ1分マッサージ
1.床に足を伸ばして座り太ももの力を抜く
2.ひざのお皿が動くか確認する
3.両手の親指をお皿のふちにかける
4.足の爪先に向かって5秒ほど押す
5.左上から斜めに押す
6.右上から斜めに押す
7.8方向から押して痛む所を探す
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コメント
こんばんは!
なる程、そういう考え方も在るのですね!
歳を取ると、色々な部分が衰えてきます。如何に、衰えを遅らせるか?が鍵ですね。
自分の膝痛の場合、原因が事故の後遺症なんで、これを何とかするのは結構厳しいかな?と思いますが、最近は、違和感は感じるものの、日常生活には支障が出ないレベルには快復しているところです。
投稿: 壱源 | 2015年1月24日 (土) 23時35分
こんにちは。僕の感じでは、老化に伴い繊維芽細胞(fibroblast)の働きが低下して結合組織(コラーゲン)が減少するのが根本原因という気がしてます。だから、年取ると皮下の結合組織が減少して皮膚のたるみや皺が増えます。軟骨もコラーゲンが主成分なので当然同じような変化をしてゆきます。Fibroblastは増殖因子EGFによって増やることがわかってますが、外部から摂取するものでEGFFを増やす手立ては今のところないようです。
今まで自分の体で試した方法で一番有効だったのは全部入りのビタミン・ミネラル剤です。どの成分が効いてるのか分からないので、全部入りです。必須栄養素なので不足すれば何らかの不調が出る、という考え方です(ちなみに、製品によって効き方は差がありました)。普段の食事でとるのが理想ですが、年取ると、ビタミンの吸収も落ちるようです。とんでもない量の食事をとらないと賄えない、、理屈はともかく、僕の場合、それ以後、悩まされていた腰痛、50肩、ひざ痛が殆ど出なくなりました。但し、コラーゲンが増えるほどには改善していません、、残念ながら。EGF賦活化の方法は不明。
投稿: とおりすがり | 2015年1月24日 (土) 12時53分