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2015年2月 9日 (月)

原付が悲しい、、、、

そう言えば、最近の原付(一種、二種)にはギア付きMTのバイクが非常に少ない。
数える程だ。ホンダなら原付一種は、APE、モンキー、二種ではAPE、グロム、CBRのみ。カワサキは、125ccのD-Tracker、KLXのみ、スズキ、ヤマハはラインナップ無しだ。非常に寂しい。

昔は、50ccでもフルサイズのスポーツバイク、レジャーバイク、オフ車が様々に選べたし不人気の125ccでもフルサイズの2スト、ホンダは4ストのシングル、ツイン、オン、オフと選び放題だったけど、それに較べると、あまりにも寂しい。

ホンダのCBRが唯一のスポーツバイクだけど、非常に重たく、非常に非力、、、、昔の250cc並の車体に、1970年代レベルのエンジンという構成である。非常に寂しい。

このクラスなら軽量ハイパワーを望むなら2ストロークが有力だけど、時代的に不可能なんだろう。以前、最終モデルのCB128T、D-Trackerを試乗排ガス対策のためか、4ストロークでも燃料は非常に薄くトルクが出ていない印象。
これに較べると、1990年代以前の原付クラスは非常に楽しいモデルだ。125ccでは乾燥重量で100kg未満、装備でも115kg程度、それにパワーは22PS、原付では乾燥重量75kg、パワーは7.2PS、80ccクラスでは車体は原付でパワーは10~13PSという構成だったのに較べると、あまりにも残念。

時代と言ってしまえば終わりだけど、なんとか2ストロークが復活してくれないだろうか?クリーンな2ストロークの復権は、案外、小排気量クラスにこそ望まれているかも知れない。2スト50~80ccで、4ストの125cc+αよりも、環境性能的にも上回るモデルができないモノだろうか?

昨年、単車整理したけど、グース、γ200を引退させても、AR125S、マグナム80は維持しているが、原付クラスのハイパワーモデルというのは、これから益々貴重な存在になるような気がする。80年代の2スト原付、結構美味しい。

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