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2015年2月18日 (水)

自律神経失調症

めまい、頭痛、動悸、、、、この症状を来すのが自律神経失調症。この最大の原因がストレスと言われている。これを放置すると、うつ病等を発症するリスクがあるそうだ。因みに、自律神経失調症には男性より女性の方がなりやすいそうだ。
そんな自律神経失調症を治療、予防する方法は?

ストレスが一般的な原因だけど、意外なモノが原因となる場合も。良性発作性頭位めまい症、これが自律神経失調症の誘因となる場合もあるそうだ。耳の中の姿勢センサーは脳に直結しているので、そこの異常がめまい、倦怠感、不眠といった自律神経失調症の症状を発する様になる事もあるそうだ。

自律神経失調症とは自律神経のバランスが崩れるのが最大の原因。交感神経(疲労、ストレス)、副交感神経(休息)のバランスが重要な訳だ。交感神経への刺激を軽減するのが大事ということ。耳の病気が原因の自律神経失調症での治療、めまいの治療が有効な場合もある。めまいの治療は、わざとめまいを起こさせて、めまいに脳を慣れさせる(めまいリハビリテーション)事が自律神経への負担を軽減する事になるそうだ。他には運動療法、薬物治療等も可能とのこと。

精神的ストレスが原因で自律神経失調症となった場合。めまい、食欲不振、倦怠感に苛まれるわけだ。これに対し一般には、抗不安薬を処方されるが、それでも効果がない場合、抗うつ薬を処方。抗不安薬は脳をしずめる効果、抗うつ薬はやる気を起こさせる薬。つまり効果が逆な訳だ。精神的ストレスから、自律神経失調症を患うと身体の不調を訴え、不安が増大し、ストレスが増えるという悪循環にも陥る。臓器脆弱性を呈するので非常にしんどい。ストレス原因は、仕事・人間関係の悩み、不規則な悩み、疲労、出産、更年期が考えられるそうだ。

因みに、ストレスチェックは次の通り、一週間での判定
1.食欲がある。2.夜よく眠れる。3.喜びがある。4.つかれた。5.ゆううつだ。6.不安だ。7.緊張した。8.身体に起きる様々なことを気にする。
の8項目を5点満点で採点。、、、、1+1+1+3+1+1+1+1=10点、、、問題無しのようだ。因みに、24点以上なら気を付けるべしとの事。

自律神経失調症は最初の三ヶ月が症状改善期、その後三ヶ月毎に不安定期、安定期、治療期と移るそうだ。治療の進行に伴い、薬(抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬、ホルモン剤)を減らし、運動・認知行動療法にシフトするそうだ。

因みに、認知行動療法は最近注目とか、、、これは、悩みの見える化を行い、マイナスになった切っ掛けを明らかにする。そして、対応する行動を考えるというもの。これによって改善出来る場合もあるそうだ。

基本は、食う、寝る、遊ぶがしっかり出来ているかどうか?が鍵。

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