体幹トレの誤解
「体幹トレーニング」、すっかり話題のトレーニング法だが、それに一言というニュースを発見。
そもそも「体幹」っていうのは、頭と四肢を除いた胴体のこと。そこを支えるのが、体幹筋だ。体幹筋は内臓を包む腹腔を支える筋肉である。この体幹筋が重要で、衰えてくると背筋をまっすぐ保つことができず、猫背になってしまうそうだ。
そんな体幹筋は瞬発力を生み出す筋肉ではなく、じわじわと力を発揮する筋肉。そのため体幹筋を鍛えても、運動能力が飛躍的にアップするわけではない。あくまでもロスが抑えられるというもの。そんな体幹にまつわる誤解が紹介されている。
ブームだからといってみんなが体幹トレーニングから入るっていうのはおかしな話で、体幹を鍛えたからといって、基礎筋力、つまり人間が本来生命を維持していくのに必要な筋力や体力はつくれないとのことだ。大事なのは、これまであまり運動してこなかった人であれば、まずは下半身の筋力トレーニングから始めて、基礎体力、筋力を取り戻すことが先決。それができたうえでスポーツのパフォーマンスを上げたい、けがの予防をしたい人の味方になってくれるのが体幹トレーニングを積み上げるべきとのこと。
結局は、バランス良く全体を鍛えるべきということ。
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