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2015年3月 1日 (日)

関節リウマチ

関節の変形、、、、原因は違うけど他人事ではない。
この関節リウマチ、30代から50代で発症する。これ、関節部分の骨が粉々になる場合もあるそうだ。
これに患うとどうなるか?全身の関節が変形し不自由になる。生活を維持するためには人口関節に置換する必要が出てくる。しかし、小さな関節はどうしようもない。それで、様々な器具の手助けが必要となるのだ。

この症状、ある日突然関節に痛みを感じて発症する事となる。この関節リウマチは、発症すると様々な関節に痛みが拡がっていく。関節には酷い炎症が生じる。炎症は滑膜に生じ、滑膜が炎症の継続に伴い厚くなり骨が引っ付いて互いを砕いて破壊してしまうそうだ。
そんな関節リウマチ、痛みを抑える事は可能だが、完治は難しいそうだ。関節リウマチは自己免疫が自分を攻撃するもの。

原因としては、遺伝子的要因とも言われているが不明だという。免疫細胞が滑膜を攻撃するのが原因、攻撃された滑膜が様々な物質を分泌し関節を加速度的に破壊するそうだ。関節の腫れによる痛みは1~2ヶ月で全身に移りながら広がり、発症して1~2年で骨が壊れていくそうだ。2年後には関節が壊れてしまうそうだ。なお、現状の医学では予防は困難だという。鍵は早期診断で治療を開始するのが大事だという。

この関節リウマチは、とある経験が切っ掛けになるという。それは、出産だという。関節リウマチは女性に多い病気で80%が女性だという。関与として女性ホルモンが疑われているという。他には、50~60代で発症も多く、閉経も関与が疑われている。

骨の破壊が軽度であれば、骨の破壊を抑える事が可能だという。その方法は、抗リウマチ薬治療。メトトレキサートという抗リウマチ薬。更に、生物学的治療剤(アダリムマブ)だ。これは、免疫細胞が分泌するサイトカインと結合し滑膜の攻撃を解消させる事が可能となる。しかし、生物学的治療剤は非常に高価で副作用も多いのが問題。
消炎鎮痛剤では、痛みを抑える効果、しかし、抗リウマチ薬は、免疫を抑えるので感染症に鳴りやすいリスクがある。そして、生物学的治療剤は、感染症になりやすく、非常に高価という欠点がある。

更に大事のは、早期発見。早期発見のコツは、診断。血液検査でCRP、ESR、MMP-3の数値、更に関節の腫れの触診。他には関節の状態を調べる関節エコー検査。関節エコーでは、滑膜の腫れ、滑膜での血液の流れが確認できるために、早期発見が可能だという。診断を受ける自覚が大事だが、早期発見するための自覚のポイントは、次の三つ。一つは腫れた関節に痛みがある。二つ目が三箇所以上の関節に痛みがある。最後が1時間以上関節を動かし辛い(こわばりがある)。この三つに該当したら、リウマチ専門医に行くのがベストだそうだ。

大事なのは、なによりも早期発見によって、進行を抑える治療を開始する事のようだ。

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