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2015年3月28日 (土)

今更ブレーキ

ガンマ500のブレーキ回り、再検討しようか?
そもそも、ガンマのカスタムを遡ると1989年頃には、当時のGSX-R400の17インチのフロント回りを移植して、ブレーキもニッシンの4ポットを入れていた。しかし、フロント17インチにすると、後下がりになるし、リアを車高調で挙げると、挙動も今一になるし、あんまり操縦性的には褒められたモノではない印象であった。

そして、ガンマというと、やはり16インチのGPレプリカ!ということで、軽量16インチホイールの物色を行い1991年には5型のRG250ガンマの中空3本スポークのホイールに、1986年式GSX-R400の290mmローター、アウターチューブ、1985年式GSX-R750のトキコのキャリパーを組み合わせていたが、ホイールサイズに対してディスクローターがでかすぎてキャリパー脱着が超困難という事態に嫌気がさして、その後は275mmローターで使っていた。
しかし、この構成では、4速7000rpm以上の速度域で、ヨーイングが発生するようになり、ノーマルの方が遙かにマシというフラストレーションを抱えていた。
1986年当時のGSX-R400系のフロント回りは、フォークスパンがガンマより大幅に狭く、トップブリッジも華奢、アンダーブラケットは鉄製でクランプはボルト一本という仕様、メンテナンス上もフォークオイルドレンが無くなったりしていて今一だ。つまり、ノーマルよりも、クオリティ的に相当低く、この辺りも問題だったのかもしれない。因みに、フォーク内部は、忍者750用のホワイトパワーのスプリング等を組み合わせ、それなりに強化していたが、それでも乗りやすさは今一という状況である。それでも、この組み合わせで1999年頃迄は使っていた。

次、2000年に入ると、やはり見た目だけの3本スポーク16インチホイールはイヤだな、、、と思っていたところ、同じガンマオーナーから、ヨシムラスパウトの軽量16インチホイールを譲って頂き、それを機会に、フロント回りをノーマル基本に組み換えたのである。
スプリングはホワイトパワー、インナーチューブは超硬質クロームメッキを施工し、キャリパーはGSX-R750用のピストン径の大きなものを使っていた。しかし、キャリパーを交換すると、対応ディスク径が拡大側(直径で15mm)に変化するので、パッドを加工していた。ガンマ500の純正ディスクローターは263mmだが、パッドの当たり位置を有効に使うためには275mmローターが必要となるが、取り付け位置が同じで、オフセット迄同じでこの中途半端な直径のローターなんぞ存在する訳がない。可能性としては、CB750FC、VF750F当たりが使える可能性があるかも、、、、という程度。
結局、パッドの有効面積を縮小して使っていたが、これも今一、、、、

ということで、現在は、トキコピストンで最終に近いピストンで、ピストン径が小型ながら重量車対応のキャリパーということで、探したのが、GSX400F(GK74A)、GSX750F(GR78A)用のキャリパーだ。これは、外観は1980年代のガンマ、GSX-R250~400と同じキャリパーだが、パッド固定ピンのピッチ幅が広いモノで、外観は結晶塗装風仕上げとなっている。これを使ってみたのだけど、、、、タッチは今一。

それ以外のキャリパーで使えそうなのは、、、、GSX750S3、GSX1100Fの対向ピストンタイプか、、、

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