« 親の老化予防 | トップページ | 肘痛の原因は肩? »

2015年3月15日 (日)

子への教育

嫁さんは、結構、子どもに一生懸命勉強をさせたがるようだ。
しかし、自分は子供に無理矢理勉強させる気は無い。
勉強、特に、学校の授業を先取りしてやらせてテストの点数を取って成績を上げる、、、そういう考え方は、今一。
その為に、その辺の塾に通わせてバイト講師に勉強を教えさせるというのも、今一。

印象的に、塾の先生で凄い!っていうのに遭遇した事が無いのも大きな理由。塾教材の解説、、、、それって、金払う意味があるのか?とも思うし、点数上良い成績を取って、良い学校行って、社会に出て、果たして楽しいか?というと、それも違うような気がするからだ。

勉強なんて、本人が楽しいと思える科目を見付けて、それに好奇心が持てれば良いのだ。何が楽しい?を見付けさせるのは、先取り授業ではない、、、、これが、自身が行ってきた十数年の塾経営で得た結論だからだ。

それ故に、小さい頃は勉強よりも、なにか特技というかセンスを身に付けさせる方が良いという判断を行った。そして、脳を活発に動かさせるような事を始めたいと思っている。五感に敏感な脳を作らせて、指先を動かす事に最大限の留意を行っている。

五感に敏感というと、言葉を覚える前の直感、本能的な段階から与える事が出来る刺激は何?と考えて、生まれて直ぐから、姉弟のどちらにも音楽をしっかり聴かせ、音楽関係の事に取り組ませている。補助的には、指先を激しく使い、頭の中でイメージの連想が必須な事にも取り組ませている。まぁ、何れも勉強には直接関係無いが、その中で特異な趣味的なモノが見付かればよい。
教育的には、なによりも人間関係を作る事、そして、何か自信が持てるモノを身に付けさせる事に拘っている。

望みは、小学校卒業段階で、得意科目に自然に『理科』を挙げてくれれば成功と考えている。
この度、娘が小学校を卒業したが、得意科目は『音楽』と『理科』との事で、どっちも面白いそうだ。自身、生きていく上で『理科』が好きっていうのは、とても重要と考えている。『理科』の本質は、潜む因果を見付ける事。そして、その因果の解明には論理が必要なのだが、『理科』が好きになる事で、『数学』の必要性に気付き、『理科』という自然現象から、『社会』という科目とは連動性も見えてくると考えている。子育てに正解は無いが、取り敢えず、ここまでは思い通りだ。なお、音楽というのは、勉強が必須の時代を過ぎた後に、生活に豊かさを与えてくれる大きな武器となりうるもの。スポーツ、遊びでも良いけど、現実的に比較すると、趣味的な行動が実際に有効に使えるモノは?というと、音楽が一番のように思う。自身は、単車、自転車、水泳と言ったモノが好きだけど、出来る事なら音楽が出来た方が幸せになれたような気がするので、自分としては満足だ。趣味なんて、如何に小さい時から始めたか?が大事であり、単車とか自転車では今一だろう。

これからは、如何に楽しく反抗期と接しながら、他の勉強に接する気を起こさせるか?が課題だ。

|

« 親の老化予防 | トップページ | 肘痛の原因は肩? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 子への教育:

« 親の老化予防 | トップページ | 肘痛の原因は肩? »