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2015年3月19日 (木)

伸ばさないストレッチ

テーマは柔軟性。身体が硬いとスポーツでも怪我しやすい。日常生活でも転げやすい。転倒する人は年間7000人も居るそうだ。
そんな転倒予防というと、ストレッチが思い付くけど、これは怪我の予防にはならないそうだ。

ある方法で、転げにくく、身体も柔らかくなるとか、、、それが『伸ばさない』ストレッチとのこと。

普通のストレッチというと、怪我の予防というイメージだが、現実には、ストレッチには怪我を減らす効果は無いというのが定説となっている。従来のストレッチで柔軟性を高めると、逆に、瞬発力、筋力が低下するのだそうだ。筋力、腱が伸びて緩んでいるので、力が瞬間的に入らないのだそうだ。

従来のストレッチは、ゆっくりと徐々に力を加えて可動域を拡げるが、今一番新しいのは可動域の80%程度の範囲で小刻みに動かすようなストレッチ(ウォームアップ)なんだそうだ。従来型の静的ストレッチに比較して、動的ストレッチでは、柔軟性も筋力も両方ともアップするという。

静的ストレッチは外力によって筋肉を動かすモノだけど、動的ストレッチは意志による内力で筋肉を動かすモノ。意志を持って軽く動かすので、全体の筋肉が等しく動かし安い状態になる。つまり、筋繊維の動作タイミングを揃えるのが最大の目的とのこと。

勿論、従来のストレッチも重要で、リラックス効果は絶大で副交感神経向き。新しい動的ストレッチが柔軟性、瞬発力アップに効果的で交感神経向きとの事。

下半身では、片足立ちで反対の足を振り子の様に、前後に振る運動が効果的なんだそうだ。肩こり解消には、腕の付け根から肩を大きく回す運動。腕を曲げて手で肩をつかんだ状態で肩を回すのがコツ。他には、腕を横に開き肘を曲げて手の平を上に向けた状態から、頭の上で手の平を併せるような腕の上下運動。他には、腕を前に垂らした状態で腰を曲げた姿勢で腰を左右に振る運動。これで肩の筋肉が柔らかくなり血流も改善するという。

時代が進むにつれて、色んな方法の効果が色々と紹介されている。役に立ちそうな情報を取り入れながら過ごすと良さそうだ。

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