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2015年3月27日 (金)

オリジナル、カスタム車両の命

単車、自転車を趣味としているが、趣味は乗るだけでなく、イジリ回す事も含まれる。
イジリ回す、、、、自分の乗り物故に、好き勝手である。

このイジリ回し方は、殆どオリジナルであり、それが自身の気に入ったポイント、拘ったポイントだが、、、、、この自分で独創的と思っているイジリ回し方は、基本的に自分以外の第三者に無償であれ有償であれ、提供するつもりは全くない。

それは、あまりにも独創的故に、それが原因で重大な事故、障害を自分以外の使い手に負わせたくない事、その責任を負うつもりも無い事が理由だ。

基本、自分の手を放れる時は、全てを解体し、パーツ単位で売却処分するか、或いは、完全に廃車処理をするかである。

以前、RZ350R改に乗っていたが、RZVのフロント、FZRのリア、エンジンはボアアップに加え、クランクを入れ換えストロークアップ+PJキャブ、ボイセンリード、ハイスロ、その他諸々で非常に過激な仕様だったけど、これを売却初日に、次のユーザーがパワーリフト後にばく転宙返りとなった事があり、これが切っ掛けだ。
今の独自カスタム車両というと、単車ではガンマ、CX、自転車ではオモイヨWW、西DAHONが該当するけど、結構、車体の根幹部分にも深く手を入れている。そういうモノは、やはりリスキーだろう。SVのように通常パーツ交換+影響の無い小さなワンオフパーツ(SVの場合は、テールピース、キャブのインナーパーツ)、フルサイズのスポーツサイクルのように普通に市販パーツを組み付けただけのモノについては、そういう心配は無いけど、特に、車体部分に迄、独自構造となるように手を入れたモノは結構心配なのだ。特にCXは、単なる足周りのボルトオン交換に留まっていないだけに、これは自分以外に、、、とは、チョット考えにくかったりする。

カスタム、モディファイというのは、自分用に仕立て直すのが目的で、深みに嵌る程、嬉しくなるけど、深みに嵌る程、それは一般性、汎用性が失われるもの。自分好みへの仕立て直しというのは、当然、得る部分、失う部分がある。得る部分を得るために、承知で失う部分を認めている、、、これは、使い手(自分)のリクエストに対する回答だから、自分が不満に思う事もないのだが、その失う部分を承知しない人にとっては、リスクを負ったり、不満を覚えたりする。そういう事を考えると、手を加えすぎたモノは、自身の手にある内のみ生きていけるのである。

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