実年齢より若いと思う方が、、、、
52歳以上の男女6500人対象の調査で、自分の年齢状態が如何ほどか?の調査を行い、実年齢との差でグループ分けして死亡率の追跡調査を行った結果、自己評価年齢が実年齢より若いと感じる人程、死亡率が低く、実年齢より老けていると感じる人程、死亡率が高かったそうだ。
そして、死亡原因は癌死との関連は認められなかったが、心臓血管系の病気による関連が認められたそうだ。更に、その自己評価年齢が老いているという背景を探るために、身体の病気、鬱、喫煙等の関連を調査したそうだが、病気や不健康の生活習慣が死亡リスクを高めるそうだが、死亡率の高さは説明出来なかったという。
これを以て、若い!と思い込む事が重要との論説だった。
しかし、若いと思い込むというか、思える状態を本人が認識している必要がある。
どういう状態を以て、本人が若いと思えるか?というと、恐らくだが、周囲の人間に較べて、体型がスマートであるとか、運動能力が優れているとか、そういう比較が生活の中で行われている筈だ。
つまり、思い込むには、比較による評価が無意識の中で為されており、腰が曲がらず、素早い行動が可能、、、つまり、身体の衰えを感じない生活が出来て、周りを気の毒と思えるような状況が必要だと言える。
そういう健康な身体があって初めて若いと自覚するんだろう。
結局のところ、若さを保つ、衰えを防ぐ、そんな運動習慣が身に付いていなければ、若さを自認する事は出来ないようにも思う。
| 固定リンク
コメント