CCD低画素デジカメ
今更、存在価値は無いデジカメだけど、低画素カメラは結構楽しい。トイデジの独特の緩さは、いつ見てもホノボノする。
そんな低画素デジカメだけど、CMOSよりもCCDカメラの方が、色合いがリアル。
で、CCDカメラで低画素、、、、お気に入りなのが、三菱DJ-1(DJ-1000)、インテルCS630、IBMのPalmPix DC85、フジフィルムのDS-10Sといったところ。
旧世代のデジカメは殆ど低画素CCDだけど、単三電池4本駆動で滅茶苦茶デカイか、単三電池二本で電池が全く保たない、直ぐ電池切れになるようなモデルばかりだけど、ここに挙げた4機種は、単四2本~単三2本というもので筐体もコンパクトで使い易いモデルだ。時代的に、電池を長持ちさせるためかLCDパネルが無いのも共通だ。この中でストロボが装備されているのはDS-10Sだけだけど、基本はストロボ無しでの撮影がデフォルトなカメラであり、撮った写真の雰囲気は、自然光の自然な雰囲気が良い具合に出るのが良い。そして、室内でも照明の色合いを正確に表現するのも美点。夜の街の風景なども、実際に目で見た雰囲気を忠実に写真に残すのは有り難い。
これらのカメラよりの後のカメラでは、少し暗いとフラッシュ前提となるけど、フラッシュを焚いた時点で雰囲気の色は消えて無くなる。フラッシュオフで撮影すると真っ黒けになるのがパターンだけど、低画素機では、そんな事は無い。
画質等を言えば、クソみたいなカメラだけど、何よりも、その場の雰囲気の明暗、柔らかい色調を正確に再現してくれるのは美点だ。何の不満も無い。デジカメ普及以前は、レンズ付きフィルムでOKだった故に、正直、今の高性能カメラのような画質は全く不要なのである。
面白い絵というと、VistaQuestのVQ1005系だけど、あれは面白い変色だから、低画素のCCD機とは違うもの。低画素のCCD機は、自然光の雰囲気を正確に表現してくれるのが特徴。薄暗い所でも、雰囲気バッチリ撮れるのは結構なポイントだ。VQ1005は薄暗いところでは真っ黒けになるから、、、
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