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2015年3月12日 (木)

糖尿病と癌

糖尿病と癌、関連がある事が判ってきたというニュースだが、個人的には、関連が無い方が変だと考えていたので、驚く様なニュースではないのだが、、、、
そもそも、癌というのは細胞の再生時の異常で発生。その発生リスクは生体が健全でない場合ほど高くなると言えるために、生体が不健全の権化のような生活習慣病の一つの最終形態である糖尿病というと、やはり癌化リスクが高いと考えるのが自然なのだが、、、

専門学会の報告によると、糖尿病の人はそうでない人に比べて1.2倍がんになりやすく、特に、大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高いとのこと。標本は、男性約15万人、女性約18万人を10年間追跡調査した結果で、調査開始から3年以内に発症したがんは除いているそうだ。

なお、糖尿病には1型と2型の2タイプあるが、がんと関連があるのはすべて2型の話で、約95%は2型糖尿病とのこと。
つまり、一次原因としては、体質、肥満、高脂肪食、運動不足、不規則な生活であり不摂生が生体環境の悪化を招いているのが特徴。

肝臓がんのリスクが高まるのは、生活習慣病の末期形態である脂肪肝との関連が指摘される。脂肪肝というと、肝炎ウイルス、酒の飲み過ぎが有名だが、最近はNASHから肝癌も少なく無い。NASHというと、やはり生活習慣病の終末形態の一つだ。

となると、生活習慣病検診での血糖値、肝臓関連の数値等々をコントロールするのが癌予防に有効ということだ。体内環境を映す血液検査数値を制御するのに最も有効なのは、生活習慣の管理である。

健康診断で「血糖値が高い」と言われたならば、それは糖尿病予備軍で、癌化予備軍である。症状が無いからOKではないのだ。そこから如何に健全に戻すか?が大事なのだ。

糖尿病治療で重要なABCDEというのがあるそうだ。それは、

Aアルコール(Alcohol)は少量に、
B体重(Body weight)の適正化、
C喫煙(Cigarette smoking)はストップ、
D食事(Diet)は適量に、
E毎日歩いて運動(Exercise)を!

身体が形成されるのが二十歳。それから10年は意識せずとも健康は保たれるが、10年経つとガタが出る。それが30~35歳だ。そこが健康を意識すべくポイント。35~40歳の内に価値観を変えるのが大事。働き盛りかも知れないが、出生、蓄財よりも健康が大事だろう。仕事や家事、育児が忙しいと我が身の状況を省みず、ついつい暴飲暴食をし、運動不足になりがちだが、そうなると、癌、心臓病、脳血管障害、認知症といった重大な病気を発症する。
価値観変えて壊れた身体を40歳前から10年掛けて取り戻し、50歳から60歳で第二の人生への準備に入るのが正しい生き方のようにも思う。

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