膵臓癌
膵臓は、脂肪を分解する消化液の分泌、血糖値を調節するインスリン、グルカゴン等のホルモンの分泌を担う。膵臓癌は90%以上がすい管の細胞内に出来るのが特徴。浸潤性すい管癌は悪性度が高い。
この膵臓癌は、発見が困難だという。自覚症状が無いままに症状が悪化するのが特徴で、沈黙の臓器とも言われる。
自覚症状は、食欲不振、食後の下痢、糖尿病の発症や悪化、胃や背中の鈍痛・違和感があるが、症状的に膵臓癌とは限らない。
早期発見には、エコー検査、CT、MRI、ERCP、他には超音波内視鏡検査(EUS)というのもある。
特徴は、進行が早く周辺臓器へ転移を起こしやすいのが特徴。更に、生存率が低いのも特徴。ステージ1で35.4%、ステージ2で16.2%、前症例でも8.5%と低いのが特徴。
治療は、早期発見で外科治療(手術)が可能。それ以外では、抗ガン剤治療、放射線治療で行う。
検査に行くべき人は、疑わしき症状、糖尿病の予感、喫煙歴、家族に膵臓癌、胆道癌経験者がある、膵臓癌が検診で疑われた人が該当するとのこと。
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