なんでも多段化は、、、
ロードバイクの変速段数、今や11段が標準。
シマノで言えば、105、アルテグラ、DURA-ACEが11段、ティアグラが10段、ソラが9段と言う構成。
判らないではないが、9段、10段でも品質の高いグレードが欲しいような、そんな気がする。グレードで段数を区切るのも一つかも知れないが、同じ品質で段数が選べる方が有り難い。
11段に3グレードの選択が可能なら、10段にも攻めて二つ程度の選択肢が現行モデルから残されていた方が有り難い。
日頃、普通に自転車に乗っている限りでは、9段、10段で不満は全く感じない。9段で十分だったりするけど、通常の9段コンポーネントは黒のペイント仕上げが今一安っぽく、せめてポリッシュ+クリア仕上げで錆びにくい、そんな材質で提供して貰いたかったりする。材質は兎も角、ポリッシュ仕上げの3300系SORA、シルバーペイントの3400系SORA迄は妥協も出来たけど、今の黒いのは寂しい。
段数が増える事で、ワイドレンジでありながら1丁刻みなんて芸当が可能だったりするけど、1T刻みで欲しい領域はトップ領域。ロー側では1T刻みの差は比率から言うと、極僅か。大きなローギアが必要な人は、少なくともトップで11Tなんて不要。トップに11Tを望む人は、大きな27Tなんてギアは不要だろう。実際の使い方からいうと、もう少し丁数に取捨選択が可能なような気もする。まぁ、時代の流れ故に仕方ないのだろうけど、シニア向け製品でクオリティに拘った9段のハイグレードコンポが出来る方が嬉しい。
シニア故に、基本はジュニアカセットならぬオッサンカセットで丁数厳選で足を痛めないようなギア比を提供する事に限れば、9段で十分だと思うのだが、、、、。
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