前輪モーターのアシスト自転車
アルベルトの電動アシストに試乗してみた。従来のブリヂストンのアシスタとは異なり、人力ペダル駆動が後輪、モーター駆動が前輪という構成の自転車である。前輪がモーター駆動されるというのは、サンヨーのエネループバイク、今のパナソニックの回生充電モデルと同じだ。
当初、後輪駆動部分のメカは普通自転車と同じか?と考えていたが、BB部にトルクセンサー等を組み込んでいるせいか、相変わらずBB周りは普通の自転車とは異なる頑丈そうな構造。ペダルを踏み込んだ時にクランク軸の動きもとるくセンサーが入っているような変位が感じられる。
なお、アルベルトはアルミフレームのベルト駆動というもので、ベルト駆動自転車らしく、漕ぎ出しにおける足への伝達は柔らかいモノである。
当初、フロント駆動というと、クルマでのトルクステアとか、駆動力が掛かってアンダーが出るのでは?という印象だったけど、どうやらそんな事は無いようだ。発進後即旋回といった動作、Uターン動作でも全く違和感は無い。非常に乗りやすい印象である。
で、いろんなメカニズムを観察すると、リアブレーキ動作時に回生するそうだが、ブレーキレバーにセンサーが付いていて、そこでブレーキ動作で駆動が回生に変化する仕様となっている。そこが普通のアシストオンリーな自転車との大きな違いのようだ。
で、結論として、このモデルは買いか?というと、自分的には通常モデルの方が魅力的に感じた。こういう何年も使うモノは、極力シンプルなのが望ましい。普通のアシスタの方が魅力的に感じたのが正直な感想。
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