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2015年4月 7日 (火)

通勤でロードバイクはアウトだろう、、、

自身、ロードやピストは好きだけど、間違っても市街地を通過するような通勤に使ったりすることは考えていない。市街地は、ママチャリ、小径、折り畳み、、、これが普通と考えている。スポーツサイクルなら、MTB、BMX、クロスバイク程度だ。

この度、自転車乗りのプロである競輪選手が、通勤途上で次のような事故を起こしたと言う。
競輪選手山本奈知さん(28)の自転車が、道路横断中の会社員女性(57)とぶつかり、女性は意識不明の重体だそうだ。状況は、渋滞で道路左脇を走っていた自転車と、自動車の隙間から出た女性が衝突したとのこと。

渋滞時において、自動車の左端を二輪車で走行するというのは、極めて危険。しかし、実際の渋滞時間帯の通勤風景を見ると、そのような危険は想定していないかのような二輪車運転が常態化している。厳しく言えば、自動二輪車等では左側追い越しで一発アウト。自身は、19歳大学生の頃、交通機動隊がある東広島で取り締まられて以来、そういう運転は行っていない。自転車、原付については、走行レーンがあったのかどうか次第だが、危険な状況なのは間違い無い。特に、車列が完全に停止しているときは、車の間から人が飛び出たり、車のドアが突然開いたりが起こりうる。寧ろ、車列が進んでいる状況の方が、飛び出し、ドア開けが無いから安全ともいう。

自身、二輪車で走行中、車の動きだけでなく、運転者の仕草、ウインドー越しの歩行者等をチェックしているが、そういうチェックが余裕を持って行えるのは、アップライトで視線が前方に向き視野が確保出来る前提が必要。

自転車、特に、ロード、ピストのように視線が下に落ち気味となって、スピードを出したくなるような自転車は、低速の混沌とした環境での走行は不向きなのだ。
昔、ピストで練習中の高校生が、駐車中の自動車に突っ込んで死亡した事故があったけど、やはり危険なのだ。

自転車ブーム、健康ブームで、ロードバイクで通勤って人は少なくないけど、基本は反対である。通勤するなら、走る場所に見合った自転車がベスト、自転車通勤はエコのため、健康のために賛成だが、そこでロード、ピストを使うのは、自分的にはアウトな行為で考えられない。通勤に見合った自転車を使うのが正解だと思う。

自分の二輪車生活を振り返ると、今の実用自転車はDAHONの折り畳みで乗車姿勢はノーマルなモデル。大学時代の通学、バイト通勤は、近場ではCB125JX改、そして長距離走行する時は、XZ400とかZ250FS、CB400D、VF400Fのようなスタンダードバイクだった。峠とかサーキットのスポーツ走行時のみ、レプリカ系、2スト系を使っていた。当時乗っていたRZ-R改やガンマは、通学には使わない。これが原則だった。

用途に分けて使い分ける、、、そういう区別が、用途における不慮の事故を抑制するのにも役立つし、用途を最大限楽しめるような気がする。

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