クレバーウルフ二人乗り仕様
スポーツバイクのSP仕様とか、ホモロゲ限定車っていうのは、基本、一人乗り仕様である。
昔のレプリカバイクもシングルシートカウル装着となると、タンデムシート部分を取り外してABS樹脂のシートカウルに交換するというのが普通である。
1980年代後半以降は、段付きシートで、テールカウルの上に薄っぺらい樹脂シートが貼り付けられた構造が一般的だったけど、1980年代中盤以前のモデルは、シングルシート風のデザインでは、タンデムシートとシートカウルの選択が必要だ。
我が家のガンマもデビューが1985年のモデル故に、タンデムシートとシングルシートカウルは二者択一仕様である。
数年前に、ガンマ外装の軽量化ということで、アッパー、センター、アンダーはオートボーイの軽量FRPカウルに交換し、テールカウル、サイドカバーは、クレバーウルフのシングルシートカウルに交換した。このシングルシートカウルは好みのデザインだけど、タンデム不可だ。
この状態で車検を受けると一人のりになりかねない、、、、ということで、オリジナルのタンデムシートを装着している。
見た目は、シートカウルの上に薄い樹脂シートを貼り付けたような構造だけど、実際は強固な5mm厚のスチールフレームで2mm厚のスチールシートベースをシートレールから支えている。スチールフレームは、クレバーウルフのシートカウルを固定するインナーベースにネジ止め固定し、タンデムライダーの体重は、シートベース真下に溶接組み立て構造のサポートで受ける構造。サポートの下端は純正シートレールのタンデムシートの体重を支える箇所に載せる構造である。このように強固なフレームでスチール製のシートベースを支えている。このシートベースにウレタンフォームを貼り付け、その上をシート表皮でカバーする構造である。
見た目的には、クレバーウルフのシートカウルよりは野暮ったいけど、トップに載せたタンデムシートは厚みも僅かで結構お気に入りである。
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