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2015年4月25日 (土)

バイク屋さんで雑談

注文していたSV650Sのインシュレーターを取りに行った際に、単車について質問してみた。このSV、10年前に5年落ちで購入した車両。そして、現在は修理進行中。整備したのは、キャブOH(ジェット類の清掃+ダイヤフラム交換)、負圧コックOH、負圧ホース交換、エアエレメント交換、プラグ交換といったところ。

で、インシュレーターでアウトだったら、本気で乗り換えるかも、、、、という話。
しかし、何に乗るか?が決まらない。
今迄の乗り換えパターン、或いは維持パターンというと、最低でも十年、下手すると二十年、三十年乗る訳だ。そうなってくると、重要なのがパーツの入手性だ。

汎用的と考えられるOリング類は、恐らく流用可能だけど、特異的な樹脂部品、ケースパッキン、インシュレーター、エアダクト類は結構心配。更に、、、、今時のバイクなら、電子部品の類。センサー類、制御ユニットの類が心配である。

広島という田舎では、例えば外車等では取扱店が限られているし、入手性は凄く悪いのは体験済み故に、踏み切れないのが現実。国産車でも、レアな車両では、モデルオリエンテッドなパーツは心配なのだが、その入手性は如何?という問い掛けをしてみると、やはり結構厳しいのが現実のようだ。購入モデルが現行モデルとして販売されている間は大丈夫だろうけど、絶版になって十年以上経過したり、トータル(世界全体)での販売台数が多くない場合は、入手性は極めて厳しいとの話。

こうしてみると、80年代以前のバイクは、或る意味、長持ちさせやすい。当然、当時のモデルの電子部品、特に、CDI、レギュレーター辺りは怪しいけど、80年代ならではの生産台数の多さ、供給台数の多さから、未だにオークション等で必要な中古パーツは簡単に見付ける事が出来るし、ユニット自体が比較的単純故に、その気になれば修理も可能だったりする。
しかし、90年代末期以降、21世紀のモデルは、ユニット自体が複雑で、個人での修理となると、現実的にはチョット厳しい。更に、二輪不況故に、生産台数も少なく、予備部品の入手性も難しいのが現実。
70年代以前となると、大抵のパーツは修理可能だけど、逆に、整備を怠ると確実に調子を崩すのも面倒臭い。

このような背景を考慮すれば、80年代に大量に売れたモデル、或いは、80年代に発売されて未だに知られている有名なモデルというのが現実的には長期維持に適しているのかも知れない。21世紀以降のモデルは、絶版後十年以上経過した時、果たして、乗り続ける上で必須となるパーツの入手性はどうなのか?これが結構怪しい。

今時のモデルは、家電のような扱い、調子を崩すと乗り換えて、、、、というのが、バイク屋さんの話だったけど、やはり、それが基本路線なのかも知れない。

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