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2015年4月20日 (月)

スーパーチャージャー装着五年目

プロボックスにジムゼのスーパーチャージャー(S/C)を装着して5年目である。
装着直後には、チョコチョコトラブルがあったけど、今は落ち着いている。

トラブルの第一は、装着一年目で発覚したオイル漏れ。これ、恐らく装着直後から漏れていたモノ。理由は、S/Cのマウントステーがケーシングにカバーを止めるボルトと兼用して固定する構造が原因。ディーラー等でS/Cの取り付けの際に、このボルトの締結トルク不足が生じるとメタルタッチのケーシングとカバーの隙間から密閉オイルが漏れる。
このボルト、相当にきつく締めないとダメみたい。
一度、本体を送り返してシールガスケットの塗り替え後に、規定トルクで目一杯締め込んだら漏れなくなった。但し、馬鹿力で締めるとヤバイかも、、、、

第二がバイパスバルブ開閉用ダイヤフラムの作動不良による過給圧抜け。これは、ダイヤフラムのリンケージ部のガタ(遊び)を取るように、インシュロック等で隙間を詰めたり、リンケージロッドの長さ微調整で対応して以来、問題は再発していない。

第三が、キットパーツ添付のホース類の劣化が早いので、耐熱シリコンホースに変更した。但し、燃料ガス分濃度が高いラインについてはNBRホースで耐熱性の高いモノに交換している。ここも基本的に問題は発生していない。

で、耐久性、燃費については、耐久性が標準より劣るかどうか?は不明。日常走行域は、同じ回転域ならばノーマルよりも強力なパワーを発生しているが、それでもノーマルの最高出力運転状態よりは低い状態。つまり、各部に掛かる負担は限界値以下である。言ってみれば、ノーマルのフルパワー状態以下でも、同じ回転域ならばノーマルよりも強力な状態で走っているので、ギア比の関係上、エンジンの回転数はノーマルよりも低い状態の高いギアで走っている。強度的な耐久性が劣るとは考えにくい。更に、ノーマルより腹囲回転域で走れるので結果的に燃費は向上している。ノーマル比で+15%程度向上している。しかし、燃料がハイオク対応で燃料単価が+10%弱増えているのも事実。結果的に、燃料コストは僅かに低下している状態。

大きな違いは、エンジン回転を抑えて常用できるので、運転が楽。それでいて、稀に行う追い越し加速、登坂走行、早めの発進加速は、ノーマルより明らかに強力。アクセルレスポンスも上々。自己満足もある。結果的に、結構満足出来る状態。

しかし、後二年乗るか?というと、不明。次の車検は買い換え時かもしれない。
今の気分では、次の候補には、ターボRSをラインナップするアルト辺りだろうか?荷室に自転車を積む必要性が少なくなってきた今、大きな荷室のワゴンに拘る必要は無いので、軽量コンパクト、必要最小限の実用性で十分とも言える。
まぁ、家族の反対があるだろうから、現実は普通のクルマになりそうだけど、普通車でMTというと、選択肢は非常に絞られるのがネック。

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