SVの整備性、その2
SVの修理で一番苦労したのが、インシュレーターの交換。
何が大変か?というと、取り付けネジの締まり具合、、、滅茶苦茶固い。
それも、サラビスである。サラビスでNo.3の+ネジである。ドライバーで緩めようにもビクともしない。ショックドライバーを使っても緩まない、、、、、、、
CRCを浸透させても効果無し。
ネジを舐めかねない。
で、結局は、電動ドライバーのインパクトモードで何とか緩めたのだが、そういう工具が無いと、恐らく緩まない。普通のドライバーでやると100%舐めるだろう。
インシュレーターの取り付けネジを+ドライバーネジでやらせるなんて、、、、問題外である。
普通は六角ボルト、或いは、キャップボルトだろう。マジ、ウザイ構造である。
他には、フロントシートの取り外し、ネジ式で、ネジ4本も使って固定してあるのは、やはりウザイ。ガンマ200とかグースのように、ネジ使うにしても1本で緩められる構造の方が有り難い。正直、面倒臭いのだ。
最後は、フロントバンクのプラグ交換が強烈に面倒臭い。アッパーカウル両サイドを外し、ホーンを外し、ラジエター固定ネジを緩めてずらさないと、プラグ交換不能なのは、超面倒臭い。もう少し簡単に各部へのアクセスが可能な構造が望ましい。
他には、キャブと負圧コックの間でタンク真下の燃料ホースの曲がりがきつく燃料供給が追い付かなくなりそうな処が一箇所。負圧コックが二箇所にあるけど、いずれも後バンクから負圧を取っている。一箇所はキャブ、一箇所はインシュレーターから取っているけど、インシュレーターからの取り出しは止めて前バンクのキャブの目クラキャップからとれば、インシュレーターの負圧ニップル部からのエア吸いリスクは軽減出来そう。
あとは、、、スズキの単車、+ネジを使いすぎ、、、、六角ボルトか、キャップボルトにするべき。舐める可能性が極めて高い。インパクトドライバーが無いと無理でしょ、、、、たまたま持っていたから緩める事が出来たけど、普通、、、、無理だ。
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