2015年度です。
最近の話題というと、AIIBに参加するか否か?がチョットした関心の的だったように思う。でも、そんな事より、夏前に向けてTPPをどうするか?どうなるか?の方が、多くに人には影響が高いような気もする。
AIIBというと、中国中心の新しい枠組み云々という話だけど、その枠組みが機能する前に、中国自体の国家の枠組みが維持出来ないのでは?という印象の方が強い。
更に、そんな中国よりにシフトしつつある韓国の状況を見ると、この地域は非常に不安定な印象である。特に、地続きの中国、北朝鮮、韓国は、これからどうなるか?見物である。
韓国の米国から中国へのシフト、これに対して北は当然快く思っていないだろう。
韓国というと、この度のAIIBで中国サイドに立ったが、THAADではどうするのだろうか?
そう言えば、この年末は、元々は在韓米軍から韓国軍への戦時作戦統制権の移管期限だったもの。これが再延期されたが、第1機甲戦闘旅団の駐留をやめて、米本土から交代の部隊を「ローテーション配備」に変更し、兵力は1/5~1/6となる。
場合によっては、北の暴走というか、機を見計らったミサイル奇襲で、ソウル陥落なんて事が起きたりしないのあろうか?
まぁ、そんな荒れた事態が起こるとは考えたくないが、そういう事態になれば中国もざわつきかねない。今の小規模な内紛では、それが全土に拡がり不安定化する事は有り得ないが、経済状況から国民の資産が消失するような事態になると、暴動を抑える事は不可能かもしれない。
国民の不満、鬱憤を晴らすために2013年迄は反日を煽っていたが、それでは収拾がつかなくなったのが今。それで2014年の反日はトーンを緩めさせたのかも知れない。
もしかしたら、そういう暴動を抑えるために、中華バブルをアジア全域で中国主導で進めて消失資産を穴埋めするための枠組みがAIIBのホントの狙いなのかもしれない。
その枠組みを維持するには、出資国として利用価値の高い日本の参加を強く望んでいたのが、反日トーンダウンの理由だったりして、、、、
自国で消失した富を外から調達するための仕組み、、、、それが共産党体制維持のための最低限の必要条件なのかもしれない。その資金を憎き日本から調達するのが理想なんだろう。
それはさておき、この枠組みで富還流の仕組みが出来上がるのが先か?それとも、鬱積が爆発するのが先か?それが中国の運命を左右するような気もする。
中国にとっては、案外、韓国が不安要素となっているかも、、、THAAD配備を認め米国の影響を受けるのもイヤだし、属国化の結果、米軍撤退によって北が南進して不安定化するのも懸念していたりして、、、、
2015年、AIIB、THAAD、在韓米軍のローテーション配備、、、、色んな事が目白押しである。2016年初頭に駆けて気が抜けない年度になったりして、、、、。
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