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2015年4月 5日 (日)

四十肩、五十肩

 中高年になると増える五十肩。なんでも、痛みで夜も眠れず、腕が動かせないとか、、、そして、痛みと肩関節の動きの障害の両方が起こる。痛みで不眠になり、血圧が上がったり、自律神経のバランスが崩れる、動悸やイライラが激しくなることもある。
原因は、加齢により肩関節の周囲が変性し、炎症が起こると考えられている。

 重症の五十肩は拘縮肩といわれ、肩甲骨の尖端に軟らかいとげが発生し、腱板などを傷つけているために動けなくなっているそうで、このトゲの除去が有効なのだそうだ。

 五十肩は、痛みが強い急性期が3か月程度続き、その後、痛みは軽減するが、腕などの動きが悪い慢性期が半年から1年続き、約8割は回復期に入るそうだが、残り2割は慢性期のまま、痛みも残る。腕を上げようとすると、ズキンという痛みが起こり、腕を横に広げようとしてもできないなどの症状が残るという。

 構造的に肩の可動域が狭くなるのが五十肩で、重症の拘縮肩では、肩甲骨の尖端にとげができて、肩の隙間が狭くなります。その結果、腱板に当たり、傷を付けることで痛みを生じたり、力瘤を作る腱が肩の中で癒着して、肩だけでなく、腕や肘までも痛くなるそうだ。関節は老化とともに、軟らかいとげができやすいのですが、とげによる傷で重症化しやすいのは、糖尿病の人だという。さらに、パソコンによるデスクワークが増えているが、マウスを使うために、腕が前に出ている状態が長く続くと、肩関節の前の部分が狭くなり、肩甲骨にとげができやすいともいわれる。そういう場合、仕事の最中に、腕を大きく広げることで、肩関節を動かすことが五十肩の予防の秘訣だという。

 結局、四十肩、五十肩も一種の生活習慣病のようである。胸を開き、肩を開く運動を毎日行っていれば予防として有効なのだ。パソコンオペレーションでもマウス主導の人は、検索チャンである。そういう人がなりやすいのだ。

 自身の生活を振り返ると、当然、糖尿病では無いし、筋量維持のために、ベンチプレス、ダンベルフライという、胸部、肩部を大きく開く筋トレを毎日行っているし、パソコンオペレーションもマウス操作頻度は少なく、殆どがキーボードである。キーボードでは肩は前に出ない。

 バリバリ五十肩世代だけど、今のところ大丈夫。この状態を維持したい。

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